所属組織を潰したらマフィアに連行されました【織田作之助】【文スト】 (ページ14)

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人使いが荒いと思われるページ14

「さて、役職も決まったし、早速潜入に行ってもらおうと思う。」

首領がエリスちゃんのダメージから復活しましたおめでとう。
っていうか任務がいきなり過ぎる件について。

『まさか私の役職に選択肢は無かったなんて言いませんよ…ね？』

「よく解ったね？君の希望に沿って条件を追加する積もりではいたけど、役職に選択肢は無かったよ。」

驚いたような顔をで首領が言う。いや本当に選択肢無かったんかい！だから役職が確定した直後に潜入に行かされるんだな。人使い荒い。

「まぁ、そんなことは置いといて。」

おいとくなよ！

「今回君には、マフィア傘下の企業に潜入してもらう。名目は君に秘書としての教育を施すため。実際にはその企業の内部調査をしてきてもらう。」

『具体的には？』

「あぁ、その企業の社長が反逆を企てているらしくてね。その実状を掴んで欲しい。
場合によっては処分も。」

ｷｬｰﾔﾀﾞｰｺﾜｰｲ処分ですってー←
そんなことよりその社長が色々と凄い。

「勿論一人で、なんてことは言わない。武力行使は得意ではないだろう？だから、君に一人だけ共に潜入する人材を選ばせてあげよう。」

うわー、至れり尽くせりだー。まぁ、この判断で私の人を見る目を調べるってのもあるんだろうけど。
武力があってできれば異能持ちかぁ。…………………………あっ！

『それでは、最下級構成員の織田作之助を指名しても宜しいですか？』

「嗚呼、彼なら異能力の相性も良いだろうしね。意義はないよ。」

異能力まで知ってんのかよ。怖いよこのロリコン！

「うーん、そろそろのはずなんだけど」

『そろそろ？』

何がだよ。意味わかんねぇよこのロリコン！って思っていたら、扉の外で知っている声が聞こえた。

「首領、織田です。入ります。」

『首領って読心術者だったんですね。』←

「違うよ。織田君、入りたまえ。」

「失礼します。」

だってこの状況で織田作が来たってことは、私が彼を指名するって想定してたってことやん。
ほら読心術。怖いねー。

そうこうしているうちに、織田作は潜入の件の説明を受け終わった。
時が流れるのは早い。←

「あの、俺では力不足ではないですか？」

「遠藤君本人が指名したのだから問題無いよ。」

織田作は強いと思うけどな。

「一つ言い忘れていたが、今回の標的は異能力者だ。しかも軍警とも繋がりがあるらしい。注意してくれたまえ。」

新人には難易度高くね？