作者鬱期に入ったんかな…… ページ41
『イヤータスケテーコロサレルー』
「なんだ、いつも通りじゃないか。」
『あ、ひどい織田作』
先程とはうって変わって、私達はこんなやり取りを交わしている。
こんな軽口を叩いてはいるが、織田作は敵を薙いでいるし、私は絶賛ピッキング中だ。
ほら、今もなんか織田作に殴られて吹っ飛んだ奴がいるよ。
『……手枷が外れない』
「貸してみろ」
織田作は早々とモブ敵(草)を倒してしまい、私を助けにきてくれた。
助けてくれるのは嬉しいのだが……
『織田作』
私は織田作を見据えながら言った。
織田作は作業を続けながら、こちらを見ずに言った。
「……お前の描いていたシナリオを無視したことはすまないと思っている。しかし俺には…」
私は織田作の口を塞いで、そのセリフを遮った。
手枷?今外れたばっかりだお。織田作が外してくれたお。
『織田作、謝る必要なんてあるわけない。』
ちょっと恥ずかしいので目を一瞬逸らす。しかし、これを言わないと織田作に申し訳ない。
『……ありがとう。』
いつも言っている軽いお礼ではないから、恥ずかしい。いや、ふざけてイケメンって連呼してる奴が言うようなセリフじゃないけどさ。
「嗚呼。」
織田作は驚いたような、なんとも言えない笑顔をした。あ”ー!恥ずかしいー!
うん、よし!この空間から逃げよう!
『……っしゃ行こう。武器欲しい………あ、こいつらのマシンガンが転がっている!マシンガンー!会いたかったよー!』←
「前から思っていたんだが、何でAはそんなにマシンガンが好き?なんだ?」
なんか変なところで疑問系になったのは、私のマシンガンへの執着の仕方がおかしいからだと思う。
『マシンガンかっこいいじゃあないか!響きが!』
しょうもないとか言うなかれ。私は意外と本気だ。(嘘)
「……そうか。」
そして何も突っ込まない織田作。突っ込まれないことでこんなに嬉しいのは初めてだよ。
無事、武器も調達できたところで、外の様子を確認する。
そしたらな?……控えめに言って詰んだよ。
奴等がいるのは、三島の策略だと思われる。法的な機関を呼ぶことで、自分たちの身の潔白を証明したいのだろう。そしてその策略は概ね成功しやがっている。
結論を言おう。私が予想していたより早く、軍警がきやがったのだ。
神様、紙様、髪様(意味不明)→←あっはははははシリアス終わり!
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Neon@寝苑☆歌い手好き(プロフ) - 端賀さん» ういっす (2018年7月8日 11時) (レス) id: 6cb15526c0 (このIDを非表示/違反報告)
端賀 - Neon@寝苑☆歌い手好きさん» コメ欄を荒らすでない (2018年7月8日 11時) (レス) id: 9403d00418 (このIDを非表示/違反報告)
Neon@寝苑☆歌い手好き(プロフ) - 端賀さん» どやった上に更にドヤる事(今作った←) (2018年7月8日 11時) (レス) id: 6cb15526c0 (このIDを非表示/違反報告)
端賀 - Neon@寝苑☆歌い手好きさん» どやどやってなんや (2018年7月8日 11時) (レス) id: 9403d00418 (このIDを非表示/違反報告)
Neon@寝苑☆歌い手好き(プロフ) - 端賀さん» うへへ← どやどや! (2018年7月8日 11時) (レス) id: 6cb15526c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:端賀 | 作成日時:2018年5月25日 23時