テスト。【太刀川慶】 ページ23
昔からテストが嫌いだった。
俺をバカと証明してしまうから。
俺は頭が悪い。
色々問題やらかすし、
小学生の問題もわからないときがある。
運動はできるが、勉強はとことんだめで。
天性のバカって言われるぐらい
先公に目をつけられるほど
勉強じゃ、悪い意味で一番だった。
街が壊されて、ボーダーに入って。
俺の2本の刃は最強に一番になった。
勉強が出来なくても、戦術はいける。
勉強が出来なくてもここでは優等生。
大学も何もすっ飛ばして、
俺をバカと証明してしまうテストから逃げた。
「この問題、解いてみてよ。」
太刀川隊に国近おすすめの女子を誘ってみた。
雅野玲奈。16歳。
ろくにさんも敬語も着けず、
進学校の宿題を渡してきた。
ほーてーしきはわからねぇ。
「あは、やっぱ太刀川さんバカだね」
言われた。
昔から言われ続けた言葉。
世間での俺の評価。
「ダメだよ。頭もよくなんなきゃ。」
あたし、太刀川さんか頭よくなったら入る。
そう言い残して去っていった。
なんだかムカつくので頭よくなろう。
どや顔で見返してやろう。
テスト上等。
…あってるか?
終わり ログインすれば
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かなた - 茶飯事をちゃめしごとと読んだことに笑わせてもらいました笑 これからも頑張ってください笑 (2018年5月3日 19時) (レス) id: 1faed93ff6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:椿 | 作成日時:2017年9月14日 16時