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episode 1 蝉の鳴き声 ページ1

「藍、待ってくれ〜」

大量の蝉達の声に重なりだらしのない叫び声が聞こえる。

今はシャイニング事務所で仕事の打ち合わせが終わり、帰り道である。

ボクの後ろを歩いているだらしのない声の主はボクを作った博士だ。

「博士遅い。」

「藍が歩くのが早いんだよ、、。今日は気温が32度もあるんだ、、」

「ボクにそんな事を言っても気温は下がらないよ」

「そりゃあそうだけど、、」

博士は普段デスクトップでの作業が多いから体力が一般男性の平均よりやや低いのは分かっていた。

しかし気温が高いだけでここまで歩く速度が遅くなるとは予測していなかった。

人間は不思議だ。

「あそこの公園で少し休憩しよう、、このままだと家に着くまでもたない」

「わかった」

ボク達は公園のベンチに腰をかけた。

公園には年配から子供まで様々な年齢層の人々がいた。

「お!あそこにワゴンの売店がある!悪いけど藍、アイス2個買ってきてくれないか?」

「わかった」

ボクは博士に言われたとおりアイスを買いに行った。

「いらっしゃいませ〜!オススメはこちらの唐揚げです!いかがですか??」

「アイス 2個ください 」

「かしこまりました〜!」

やけにテンションが高い店員は慣れた手つきでアイスクリームを作り始めた。

episode 2 唐揚げの人→



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作者名:半額特価 | 作成日時:2016年9月9日 11時

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