脳はクラクラ、負才でバラバラ - (非)日常編 - 5 ページ5
中に入ると、まずは中央に聳え立つ、女神のようなものの像。あまり大きくないものの、なんとも形容し難い神々しさを出していて、見ているだけで心が浄化されるような気持ちになった。
女神の像がある場所は、入り口より少し高い場所にあり、そこまでには赤いカーペットが敷いてあった。カーペットの両脇には、お祈りのためだろうか、いくつかの長椅子が置いてあった。
まるで、映画とかで見る教会を、小さく詰め込んだような部屋だった。
部屋の中には、マリアさんと蓮さんがいた。特にマリアさんは、部屋の各所を興奮した様子で探索しており、その様子からも、ここが彼女の才能研究所であることが伺える。
マ「嗚呼っ、咲良さんに真凜さん！ようこそ、私の才能研究所へ！」
真「やっぱり、礼世ちゃんの才能研究所だったんだね」
マ「はい！それ以外あり得ませんよ！」
蓮「ママリア、楽しそうだね！」
マ「勿論ですよ、レンちゃん！こんなに素晴らしい場所が開放されたのですから、喜ぶのは当たり前です……！さぁ、皆で神に祈りを捧げましょう……！」
ギラギラと輝く青い瞳と、いつもからは想像もつかないような早口に、少し気圧されてしまう。それだけ、彼女の信仰心は強いのだろう。
でも、今はお祈りをしている場合じゃない。3階で、まだ探索をしていない場所がいくつかあるのだから。
咲「え、えっと、マリアちゃん。私たち、まだ3階で調べてないところがあるから、その……お祈りは、また今度でいい？」
マ「あら、そうなのですか……。でしたら、強制するわけにはいきませんね」
興奮しているとは言え、マリアさんはやはり優しく、私たちを解放してくれた。
マ「いつでもいらっしゃってくださいね！」
マリアさんは、最後の最後まで念押しすると、部屋の探索を再開した。
★
その横の2部屋は、これまでの階と同じく女子トイレと男子トイレだった。
真凜さんが、「一応中も見ておこう」と言ったものの、これまでの階と違う箇所は、特に見受けられなかった。
★
次の扉には、注射器や絆創膏が、パッションピンクの背景に描かれていた。
真「な、なんだか……すごいところ、だね」
咲「うん……」
でも、注射器や絆創膏ということは、ここは怪我や病気に関係する場所＿＿＿すなわち、保健室などの可能性が高いだろう。
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凛導碧(プロフ) - おーすりーさん» ありがとうございますm(_ _)mおーすりー様の居場所を生かすことができ、とても嬉しいです。改めて、お疲れ様でした。 (2022年9月13日 15時) (
レス) id: a9aa0fa550 (このIDを非表示/違反報告)
おーすりー(プロフ) - 凛導碧様、改めてありがとうございます。放棄してしまった私が言うのはなんともおかしな話ですが、この作品を生かしてくれて、ありがとうございます。凛導碧も、無理せず、自分のペースで更新していってくださいね。応援してます！ (2022年9月13日 12時) (レス) @page37 id: 22a9b8f06d (このIDを非表示/違反報告)
未來。(プロフ) - 私にも出来る事があれば是非お声掛けください…！！作品を綴る事は可能だと思いますので…！！ (2022年9月13日 7時) (レス) id: be142694a3 (このIDを非表示/違反報告)
水晶(プロフ) - 私もできることがございましたら是非お声がけください！作品を綴ることはできると思います。 (2022年9月12日 22時) (レス) @page37 id: 001dbf15df (このIDを非表示/違反報告)
無名(プロフ) - リアルが優先になってしまいますが、必要でしたらお声掛けください。比較的作品を綴れるとは思います (2022年9月12日 21時) (レス) id: 6004fe1c78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おーすりー x他4人 | 作成日時：2022年7月30日 7時
