脳はクラクラ、負才でバラバラ - (非)日常編 - 12 ページ12
黒川くんと違って信用できる美宏くんに聞くも、その返答はなかった。
その理由が、肯定か、否定か、はたまた覚えていないのかは分からないが、彼からの情報は得られないことだけは分かった。
崇「ははっ、使いちゃん、オレのこと信用してないのー？」
咲「うん……」
崇「ははっ、ひどいねー！」
ひどい……と言われたけど、全く心に響かない。それは、黒川くんのおちゃらけた感じが原因だろうか。
真「うーん……、どちらにせよ、この部屋はちょっと話し合ってみた方がいいね。この部屋に誰でも入れるってだけで、殺人が簡単になっちゃう。可能性は、少しでも潰さないと……」
崇「そうだねー！じゃ、名探偵マリンちゃんのために、オレが迷える子羊たちを集めてきてあげるよー！場所は食堂でいいー？」
真「うん、助かるよ。ありがとう」
崇「ははっ、感謝するなら、もっと崇め奉ってー！じゃ、使いちゃんに真凜ちゃん、じゃーね！」
そう言って、黒川くんは嵐のように部屋を出て行ってしまった。美宏くんはというと、その場から動かず、この部屋をぼーっと見つめていた。黒川くんに、着いていき損ねたのだろうか。
美「……」
咲「美宏くん……？黒川くん、行っちゃったけど……」
美「……」
真「美宏君？おーい、美宏君！」
真凜さんが耳元で声をかけると、美宏くんはやっと動きだし、乾いた声を発した。
美「あ……、っと……、……崇さんに……、着いて……いかないと……」
そう言って、美宏くんは部屋を走り去ってしまった。
それにしても、さっきの美宏くんは、なんだか様子がおかしかったように思える。茫然自失……というのだろうか。なんというか、心ここに在らず……という感じだった。
それは真凜さんも思っていたようで、真凜さんが心配そうな顔で呟いた。
真「美宏君……、大丈夫かな……」
咲「ね……」
真「…………美宏君が大丈夫か確認するためにも、食堂に集まっておかないと」
咲「うん……、そうだね。私たちも行こう」
私の言葉を合図にして、私たちは謎の部屋を出て食堂に向かった。
★
道中会った人たちに、「あの部屋を見てから食堂に来て」とお願いしつつ食堂に行くと、私たちよりも先に到着していた人が何人かいたようで、あの部屋について話していた。
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凛導碧(プロフ) - おーすりーさん» ありがとうございますm(_ _)mおーすりー様の居場所を生かすことができ、とても嬉しいです。改めて、お疲れ様でした。 (2022年9月13日 15時) (
レス) id: a9aa0fa550 (このIDを非表示/違反報告)
おーすりー(プロフ) - 凛導碧様、改めてありがとうございます。放棄してしまった私が言うのはなんともおかしな話ですが、この作品を生かしてくれて、ありがとうございます。凛導碧も、無理せず、自分のペースで更新していってくださいね。応援してます！ (2022年9月13日 12時) (レス) @page37 id: 22a9b8f06d (このIDを非表示/違反報告)
未來。(プロフ) - 私にも出来る事があれば是非お声掛けください…！！作品を綴る事は可能だと思いますので…！！ (2022年9月13日 7時) (レス) id: be142694a3 (このIDを非表示/違反報告)
水晶(プロフ) - 私もできることがございましたら是非お声がけください！作品を綴ることはできると思います。 (2022年9月12日 22時) (レス) @page37 id: 001dbf15df (このIDを非表示/違反報告)
無名(プロフ) - リアルが優先になってしまいますが、必要でしたらお声掛けください。比較的作品を綴れるとは思います (2022年9月12日 21時) (レス) id: 6004fe1c78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おーすりー x他4人 | 作成日時：2022年7月30日 7時
