11「サスケvs我愛羅」 ページ11
.
素早さを体得したサスケは、砂の攻撃を見切りながら何度も我愛羅を畳み掛ける。
砂の絶対防御とやらがダメージを無効化し厄介だ。
我愛羅は砂を球体の盾にし、中で何やら準備をしている。
ナル「やっぱり! この試合を止めさせるってばよ!」
シカ「おい!どこへ行く?!」
ナル「カカシ先生のところ!」
『え? 待ってってばー!』
怯えた様子で突然走るふたりについて行く。客席の上部にいるカカシ先生とサクラと合流。
ナル「この試合止めてくれってばよ! アイツは…俺たちとは違いすぎる!」
カカ「ん? まあ、大丈夫でしょ。見てなって」
修行をつけたカカシ先生は余裕そう。
サスケに何を教えたんだろう…
『あれは…カカシ先生の』
目に見える程のチャクラで、鳥の鳴き声のような音が響き渡る。
波の国で先生が使ってた技だ。
カカ「あぁ、千鳥だ。雷切は俺専用の名前なの」
あれをまともに喰らえば、白の時のように死ぬこともある…でも砂の絶対防御が相手なら超度いいのかも。
サスケ、そんなにすごい技覚えたんだ。
ナルトなんて、さっきまで心配してたのに、あの技にもう嫉妬してる。
千鳥は砂壁を突き破り、確かな感触を得たようだ。しかし砂壁は変形し、腕を掴んで離さない。中で千鳥を流しなんとか脱する。
我愛羅が悲痛な叫び声をあげて、嫌なチャクラを感じる…。ナルトの時のような。中はいったいどうなってるの??
砂壁を崩した頃には普通のチャクラに戻っていた。
その時……
目の前に天使の羽が舞い始めた。
これは…幻術?!
解!
周りを見れば客の殆どが眠りにつき、サクラ、カカシ、ガイは幻術を既に解いていた。
そして周囲では音忍達の襲撃、それに対抗する木の葉の暗部達。
上では火影様が風影に捕らえられ、4人の音忍によって結界をはられていた。
『カカシ先生…これは…』
カカ「戦争…だ」
そんな、忍びになったからには、経験するとわかっていたけれど…。
は!
サスケは?!
我愛羅がテマリとカンクロウに抱えられ会場から逃げ出し、それをサスケが追いかけて行った。
カカ「ここは俺たちがやる。サクラ、ナルトとシカマルを起こしてサスケを追え。コイツがサスケを匂いで追跡してくれる」
口寄せでパックンという、パグっぽい犬を出し任務を命じた。
『先生! 私は…?』
71人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
石セー(プロフ) - じゅりさん» じゅりさん初めまして!読んで下さってとっても嬉しいです^ ^ありがとうございます!更新頑張りますー! (2019年5月20日 21時) (レス) id: 34e5e194e4 (このIDを非表示/違反報告)
じゅり(プロフ) - 初めまして!更新楽しみにしてます頑張ってください! (2019年5月17日 6時) (レス) id: 9e6c1be654 (このIDを非表示/違反報告)
石セー(プロフ) - 名無し65455号さん» 初めまして、コメントありがとうございます。読んで下さってる方がいるんだなあと実感して感動しています。随時更新して行くのでよろしくお願い致します^ ^ (2019年4月3日 22時) (レス) id: 34e5e194e4 (このIDを非表示/違反報告)
名無し65455号(プロフ) - 初めましてこの作品読んでみて楽しみにしていますこれからも更新頑張って下さい! (2019年4月3日 13時) (レス) id: 1e5a33a9df (このIDを非表示/違反報告)
石セー(プロフ) - 咲空さん» コメントとっても嬉しかったです。ありがとうございます!おかげさまで少し自信を持てました。主人公設定まだまだあるので楽しみにして頂ければ幸いです^^ちょうどプロットを練り直していたので更新が止まってしまいました。近々更新を再開します。 (2019年4月2日 16時) (レス) id: 34e5e194e4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:赤成 | 作成日時:2019年3月10日 16時