検索窓
今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:90,062 hit

42「呪印」 ページ47

.


くそっ
こんな卑怯な相手、体が万全なら倒せるのに!!

音を使うということは、そろそろ間合いもヤバい!


ドス「…!」

シカ「影真似の術、成功」

いの「ふん!あんたたちばっかに、サスケくんの前でいい格好見せさせないわよ」

『シカマル、いの!…チョウジまで!』

シカ「A、まずは自分の回復をしろ。それが最良の策だ」

『ありがとう…シカマル』


パリパリ…
自分の力が弱まったせいか
ザクという男に掛けた氷も溶けてきてしまう。

シカマルは影真似、いのは心転身、チョウジは倍化の連携技。
さすが猪鹿蝶!

しかし、いのの心転身を施した相手、キンという女は簡単に仲間に裏切られ、いのと共に攻撃を受けてしまう。


ドス「おや、影真似の術も解けてしまいましたね」

シカ「チッ、お手上げだよ」


ネジ「おい、音忍とかいうマイナーな忍びが、弱い相手に何してる」


あの人は、あそこに倒れてるリーの仲間。
いや…もう彼の助けも必要ないみたい。
なんなの、この黒いチャクラは…

サク「サスケくん……!」

それはサクラも驚愕してしまうような、サスケの姿だった。
体の殆どを黒い模様が埋め尽くしている。

ドス「やはり呪印か」

サス「サクラをこんなにしたのは誰だ?」

ザク「俺だよ」

やめておいた方がいい、という時になぜこの男は前進するのか。
今のサスケは普通じゃない!
あの蛇男はなにをした?


ザクをやり込め、両腕を背の後ろで掴み、足で背を押す。

サス「この両腕が自慢らしいな」
ザク「やめろ…」

ボキボキッボキ!

ザク「ああ゛あ゛ア!!」


こんな…
こんなことを
そんな楽しそうな顔でする子じゃなかったよね?
サスケ…今のあなたは、悪魔に身を捧げて得た、同じ悪魔。

サス「次はお前ひとりだな」

そっちに行っちゃだめだよ、サスケ…

サク「やめて!」

サスケを止めにいくサクラ
でもサスケの目つきは仲間を認識してない
邪魔をする奴は殺す、そんな目でクナイをサクラに振りかざした。

ザクッ

『…ッ、ん』

ポタポタ。

サス「A…」

クナイごとサスケの手を握った。
手は貫通して、あまり力が入らないがサスケの手は止まってくれている

『相手を間違えるなんて…おかしいよ、戻ってきて、サスケ』

サスケは、やめてと涙目で訴えるサクラを見て、己がなにをしようとしていたか気づかされる。

呪印の模様が首の三つ巴に納まっていった

43「安息」→←41「サクラの背中」



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (31 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
93人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:赤成 | 作成日時:2019年2月25日 11時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。