検索窓
今日:2 hit、昨日:13 hit、合計:90,017 hit

14 ページ19

.



お面の子が誰なのか?
先生が言うには
霧隠れの暗部であり、
里の抜け人を始末する、追忍という特殊部隊らしい。

体を処理するのは、機密情報保護のため。

カカ「しかし、何か重要なことを見逃している気がする…」


追忍は死体をその場で処理するのが普通。
しかし、一旦連れ去っていった。
さらにあの少年が使った武器。

サス「ただの千本……まさか!」

カカ「ああ、やつは生きている」

どういうことかとざわつく。
死を確かに確認したが、あれはおそらく仮死状態。


ということはだ。


またやつが襲ってくる。

一同「!!!!」


カカ「向こうも回復の時間が必要だ。その間にお前らには修行をしてもらおうか」


サク「えっカカシ先生でさえ苦戦する相手、私たちが修行したところで無理よ」

カカ「大丈夫、お前らは急激に成長してる、特にナルト」

ナル「え? えへへ!」

不意に褒められて喜ぶナルト。

ナル「面白くなってきたってばよ」


??「面白くなんかないよ」

帽子を被った年下の少年が、割って入った。
名はイナリ
ナルトが自分をヒーローと名乗れば
ヒーローなんかいないと言う。
私たちがガトーに殺されるだのなんだの
結構ひねくれ者のようだ。


『落ち着いてナルト』

ナル「ムカつくー!」



____

彼はこの後、隠れてこの家には居ない父の写真を見て泣いていた。
ナルトと一緒にそれを目撃してしまった…。

『ナルトに辛く当たったのも、ワケがあるみたいね…』

ナル「……。そんなの、関係ねぇ。弱虫なだけだ」


『そうだね。ナルトは弱虫だったことある?』

ナル「なっ。……なんでそんなこと」

『初めて会ったときから、ナルトって前向きな子だと思ってた』

ナル「そんなこと思ってたのかよ……!」

『うん』

にこ。
狭いところで2人小声で話す。
近い距離で、ナルトの赤面する顔がよくわかる。

ナル「……」

赤面しつつも、弱虫という言葉をもう一度噛みしめるように黙り込んでしまった。

イナリくんにバレないように
そっとその場を離れた。

15「木登り修行」→←13「目覚め」(カカシ変態注意)



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (31 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
93人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:赤成 | 作成日時:2019年2月25日 11時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。