5話 お客様 ページ7
〜Aside〜
この屋敷に来て3ヶ月。
師範との生活は毎日新鮮だった。
初日は、師範の呼び方についての攻防で1日を終えた。
伊黒「小芭内と呼べ」
1日この調子だった。
柱を呼び捨てにするなんて、恐れ多い…
短針と長針が重なり日が変わる直前、
A「そんな無理言うなら、私出ていきます！」
荷物をまとめ、
涙声になりながら必死に訴える。
すると、彼は観念したように
伊黒「はぁ、では伊黒さんでいい、伊黒さんで」
と不満げに言ったが、
A「わかりました！師範！」
私は師範と呼ぶことにした。
それからは、毎日、師範の屋敷で共に生活をし、
稽古をつけてもらう。
私は元々素質があったようで、師範からお叱りを受けることは少なかった。
たまに師範に稽古をつけてもらいに来る隊士もいたが、彼らは全身を痛め、いつも師範から逃げるように
去っていく。
彼らの稽古を覗きに行ったこともあったが、師範が師範ではないようだった、なんというか…
怖い…
でも、いつも私の前にいる師範は、
優しい愛しむような眼差しを私に向けてくれる。
蛇柱 伊黒小芭内はどんな人物なのだろう、
もっともっと師範のことを知りたい
あの日師範と出会ってから、私、毎日が幸せです。
なんていうか、
その、
まるで世界が色付いたようです、
あの時死ななくてよかった
助けてくれてありがとうございます、
いいえ、私と出会ってくれてありがとう。
私、もっともっと師範と共に生きていきたいです。
とくん
私、師範と同じ未来を見ていたい。
師範への恋心に気付くのにはあまり時間はかからなかった。
美味しい、師範に喜んでもらいたくて苦手な家事も頑張った。稽古だって、師範の継子として恥ずかしくないように毎日毎日刀を振るった。
これが人並みの幸せというものなのだろう。
そんな幸せを噛みしめながら、今日も師範と何気ない毎日を過ごす筈だったのに
？「ド派手に邪魔するぜェ」
来客だ…
伊黒「………。宇髄」
師範の顔が怖まった。
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みぃたん(プロフ) - 林檎さん» ありがとうございます！続編はもっともっと楽しんでいただけように、がんばって書きます♪ぜひぜひ覗いてみてくださいね！ (2020年2月4日 0時) (
レス) id: 0d90eb6cba (このIDを非表示/違反報告)
みぃたん(プロフ) - ドラゴンちゃんさん» 応援ありがとうございます！続編も少しずつではありますが更新していきますのでそちらも読んでいただけると嬉しいです♪ (2020年2月4日 0時) (レス) id: 0d90eb6cba (このIDを非表示/違反報告)
みぃたん(プロフ) - 夏蜜柑さん» 続編も伊黒さんの魅力たっぷりに書けるようにがんばりますね♪いつもありがとうございます！ (2020年2月4日 0時) (レス) id: 0d90eb6cba (このIDを非表示/違反報告)
みぃたん(プロフ) - カンナさん» ありがとうございます！伊黒さん素敵ですよね！またよろしければ続編も見てくださると嬉しいです♪ (2020年2月3日 23時) (レス) id: 0d90eb6cba (このIDを非表示/違反報告)
林檎 - うわあああ(嬉しさの叫び） 楽しかったです！推しは伊黒さんです！楽しかったです！(大切なことなので二回言いました) (2020年2月1日 22時) (レス) id: 618a98841b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みぃたん | 作成日時：2020年1月13日 11時
