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81話 織田作之助 ページ4

コンコンとドアをノックして、返事も待たずにはいる。本来ならこの行動はしてはいけない行動なのだが誰が注意するだろうか、ノックした後”消えたように”いなくなった少年を。

「長官。虎を発見しました。虎は異能力者。月下の異能力者、中島敦です。現在、武装探偵社に入社し、入社試験も無事終わった模様。現在私の部下が偵察に行っています。」

種田「わかった。が、返事も待たず異能力で無理やり入ってくるのはいかがなものかね、雨森君。」

「申し訳ありません。早く報告したほうがいいかと。では虎の少年の対応、考えていてくださいね。僕は部下を待つ間に書類仕事をしておきます。」

種田「ああ、分かった。では雨森君。その少年の監視を頼もう。書類は坂口君にでも頼んでおけ。その後探偵社にあいさつにでも行って来い。連絡は入れておくから。」

「はい、了解しました。では。」

そう言って執務室から出ようとする雨森を、否、太宰を種田は止めた。

種田「太宰殿、今日、”織田作之助”は長期任務から帰ってくるはずだが、大丈夫なのかね?」

「正直いって大丈夫ではないです。多分治辺りから疑われますね。ですが言ったでしょう。私には優秀な部下がいるので、今回は恐らく大丈夫です。ま、次回は分かりませんが。では、連絡ちゃんと入れといてくださいね。」

種田「ああ、分かっておるよ。」

そして狐面の少年はまた消え、どこかへと言ってしまった。

種田「さて」

一人部屋に残った男性は電話を取り、こういった。

種田「お久しぶりですなぁ。福沢殿。」
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紫音は多分もううずまきにいるよなぁ。どんな変装してるんだろう。

執務室から出たらもう本性は出せない。慣れない性格演じるのもなかなか大変だ。

さて、安吾に書類仕事押し付けに行くか!←

「安吾。」

安吾「何ですか?Aさん。」

「僕の分の仕事しといてくれない?虎の件で僕監視役になったから離れられない。」

安吾「はぁぁぁ。分かりました。」

「ごめん。」

安吾「ほら仕事に行ってきなさい。」

「うん。お願いします。」

ああ、安吾優しい。私だった即部下に押し付けてるかも。←

さて、そろそろ紫音も帰ってくるし、外で待ってようかな。

そう思い、外に出た瞬間、何かが降ってきた。いや、落ちてきた?って紫音じゃないか。

「紫音、その登場の仕方辞めて。」

紫音「ごめんなさい。で、はい録音機。変なことしてた。」

「有難う!」

82話 こんにちは→←ん?これは何かの夢かな?(作者より)



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奏斗 - 面白かったです!続き待ってます! (10月3日 21時) (レス) @page13 id: 837e222f3a (このIDを非表示/違反報告)
庄司靖(プロフ) - おねがいします続きをできたらでいいのでやってください!続きが出るのを楽しみにしています (2023年1月17日 23時) (レス) @page13 id: e958ad6f1e (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 最新待ってます😌 (2022年8月1日 12時) (レス) id: fb9d3eda18 (このIDを非表示/違反報告)
七日 - すごく面白かったです!! 続き待ってます。 (2022年3月4日 3時) (レス) @page13 id: 2fef72e0d0 (このIDを非表示/違反報告)
雪姫(プロフ) - 続き待ってます!!!!! (2021年12月31日 11時) (レス) @page13 id: 70f5cfe725 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:クレハ | 作成日時:2019年5月16日 23時

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