80話 見つけた ページ2
はーい、Aです。現在、虎を捜索中。
うーん。原作は一応ほとんど記憶してるんだけど。休む日の前に店に行って、敦君たちも来てたから倉庫の件も一件落着。で次の日休んだから…。
って入社試験終わってる!ああ、見に行けばよかった。こっそり。でも治辺りにばれるかぁ。
で、今日は…。嗚呼、芥川君と樋口ちゃんが来る日か。で、今は早朝。ってことはうまくいけば前職当てクイズが見れるかも!
よし、行く。(真顔)←
ついでに「虎見つけたー。」って長官に言えば多分、私は敦君の監視役になる。ひゃっほい!
え?なんでこんなにテンション高いかって?そりゃもちろん。「人虎の監視役ですから。」って言っとけば任務とか行き放題!それに異能力者の観察だから書類仕事も少しは減る!
良いことが重なる!
でもデメリットもあるだよなぁ。それは、私の存在が武装探偵社にばれるのと、そろそろ”あの人”が返ってきちゃうんだよ。
”あの人”が生きてるとなれば私への、『太宰A』への恨みが消えてしまう。
そこに明らかにおかしい狐面の異能特務課の人間が来てみてよ。
絶対に疑われる。
そして聞かれる。「太宰Aは本当に死んだのか。この件は異能特務課もかかわっているのか?」と治辺りに。乱歩さんは事情を知っているから多分言わないでくれる。あの人は優しいから。
あ、私あんまり探偵社でしゃべりたくないからだれか連れて行こう。あの集団の中で一番頭のいい子は、紫音か。
ほかの二人でもいいんだけど、ほら私を好きでいてくれるのは嬉しいんだよ?でも、私が同僚として連れて行くのにあの二人は多分誰かが触っただけでにらみつけるからさ。
紫音が一番、空気を読んで行動してくれる。いや、別に二人が空気を読まないってわけじゃないけど。
「ってことで紫音。」
紫音「はーい。」
呼べばどこからかスッと現れた紫音。
「久しぶりね。」
紫音「そうだね。どしたの?A様。」
「一寸頼みたいことがあって。実は・・・・・ってこと。いい?」
紫音「いいよ。」
「それと私の代わりに『うずまき』ってところに行ってくれない?変装して、録音機持って。」
紫音「?いいけどなんで?」
前職当てゲームが聞きたいから録音機持っていってほしい。なんて言えない。だって私が行ったら完全に不審者だもん!
「あー、そこに今探してる虎がいるみたいなの!」
紫音「ああ、そういうこと。じゃ行ってきます。」
「行ってらっしゃい!」
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奏斗 - 面白かったです!続き待ってます! (10月3日 21時) (レス) @page13 id: 837e222f3a (このIDを非表示/違反報告)
庄司靖(プロフ) - おねがいします続きをできたらでいいのでやってください!続きが出るのを楽しみにしています (2023年1月17日 23時) (レス) @page13 id: e958ad6f1e (このIDを非表示/違反報告)
幽(プロフ) - 最新待ってます😌 (2022年8月1日 12時) (レス) id: fb9d3eda18 (このIDを非表示/違反報告)
七日 - すごく面白かったです!! 続き待ってます。 (2022年3月4日 3時) (レス) @page13 id: 2fef72e0d0 (このIDを非表示/違反報告)
雪姫(プロフ) - 続き待ってます!!!!! (2021年12月31日 11時) (レス) @page13 id: 70f5cfe725 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:クレハ | 作成日時:2019年5月16日 23時