鬼殺しながら先生殺します。

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片岡「 え、好きな男子？ 」


中村「 そうよ。

こういう時はそういう話で盛り上がるものでしょ？ 」


倉橋「 はいはーい！ 私は烏間先生！ 」


『 陽菜乃、おそらく莉桜は“学級にいる男子の中で”

と言いたいんだと思います 』




女子の大部屋でも同じような話題が上がった。


回復したAは、

先程ようやくしのぶに解放され、

伊黒と宇髄をなんとか振り切ってここへ来たのだ。




中村「 うちのクラスでマシなのは磯貝と前原くらい？ 」


片岡「 えぇ、そうかなぁ？ 」


中村「 そうだよ！

前原はタラシだから、まぁ残念だとして

クラス委員の磯貝は優良物件じゃない？ 」


矢田「 顔だけなら業くんもかっこいいよね！ 」


岡野「 素行さえよければね⋯ 」




岡野の言葉にほとんどの女子が同意を示す。


が、数人はそれに反論した。


Aが必死になって反論していることで、

天井裏で聞いていた宇髄が大きな音を立てた。




『 ⋯天元、そこにいるのは分かっています。

奥方が3人いながら女子部屋を盗聴とは⋯

色男の名が廃れますね？ 』


宇髄「 俺は派手に色男だ！！！ 」


『 上弦の陸に負けた柱が何をほざいているんですか。

今すぐそこからどかないと、

木刀であなたをタコ殴りにするか、

小芭内に告発して、』


宇髄「 じゃあな、A。夜は暖かくして寝ろよ 」



中村「 ⋯⋯え、なに？

アンタ男を尻に敷く趣味でもあった？ 」


『 人聞きの悪いこと言わないでください 』




その後、神崎に質問が回り、

詳しく話さない彼女に茅野と中村が襲いかかった。


そこへやってきたのはビッチ先生だ。


片手に缶ビールの束を持ち、

就寝時間だということを知らせに来たのだった。




倉橋「 先生だけお酒飲んでずる〜い 」


『 私にもください 』


ビッチ「 未成年でしょ、アンタ 」




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