トリップしたらルフィの姉でエース、サボの妹になりました。その２！

第３８話 ページ4

マキノ 「ごめんなさい

　 お酒は今ちょうどきらしてるんです」

と、マキノさんが言うと

ヒグマ 「んん？

　 おかしな話だな

　 海賊どもが何か飲んでるようだが」

ヒグマ 「ありゃ水か？」

と、言った。

え、いや、わかんないの？

マキノ 「ですから、今出ているお酒で全部なので」

シャンクス 「これは悪いことをしたなァ

　 おれたちが店の酒飲み尽くしちまったみたいで

　 すまん」

シャンクス 「これでよかったらやるよ

　 まだ栓も開けてない」

と、一本の瓶を差し出した。

ヒグマはチラッとそれに目をやると、バリィン！と、その瓶を割った。

バシャッと、あたりに酒が飛び散る。

シャンクスの隣の席に座っていたルフィの方にも、少しの破片が飛び散る。

よかった・・・

ルフィには当たってないみたい。

あ、マキノさんは！？

シャンクスの目の前にいたけど・・・

と、マキノさんのほうを向いたが、口に手をやって驚いているだけで、特に怪我はないようだ。

よかった。

ヒグマ 「おい貴様 この俺を誰だと思ってる

　 舐めた真似するんじゃねぇ・・・

　 ビン一本じゃ寝酒にもなりゃしねぇぜ」
　

シャンクス 「あーあー床がびしょびしょだ」

と、ヒグマを無視して言った。

と、さらにそれを無視して、

ヒグマ 「これを見ろ」

と、手配書を取り出した。

ヒグマ 「八百万ベリーが俺の首にかかってる

　 第一級のお尋ね者ってわけだ」


第一級ではなくない？

もしそうだったら、シャンクスとかヤバイだろ。

ヒグマ 「５６人殺したのさ

　 てめぇのように生意気な奴をな」


ヒグマ 「わかったら・・・

　 今後気をつけろ


　 最も海と山じゃもう遭うこともなかろうがな」

と、言うと

カチャ・・・と、シャンクスが割れた瓶のかけらを拾った。

シャンクス 「悪かったなぁマキノさん

　 雑巾あるか？」

マキノ 「あ・・・いえ

　 私がやります それは」

と、マキノさんが慌てて言った。

それを見たヒグマがス・・・と、剣を取り出して、

ガシャァン！

と、机の上の食器を全て割った。

ヒグマ 「掃除が好きらしいな

　 これくらいの方がやりがいがあるだろう・・・！」

そして、
「ケッ」

と言って後ろを向き、

ヒグマ 「じゃあな 腰ヌケ共」

と言い、帰っていった。

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ラッキーキャラ

シャンクス

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