お泊まり会２ ページ45
〜缶ジュースの飲み方〜
『お泊まり会と言えばジュース！』
「ほぅ、缶ジュースか。このDIOが生まれた時代にこんなものはなかった」
『缶の下にペンを突き刺してその穴から飲むんだよ(承太郎方式)』
いや、おもろ！DIOの奴普通に信じて缶ジュースに穴開けてるよ？
勿論、缶に穴を開けてしまうと制限なしに出てきてしまうわけで。
「…ガハッ、！」
こんな感じで喉につっかえてむせてしまう。
『大人なんだからジュースくらいまともに飲みなよ』
「ぐっ……何故こうも飲みにくいのだ！」
ハンカチでDIOの服にこぼれたジュースを拭きながら、心の中でクスクスと笑う。
中々最低で草
〜恋バナ〜
『ねぇねぇ、DIO好きな人いるの？』
ちょっと待って、自分で聞いといて爆笑。
修学旅行か？それも吸血鬼に聞くとか最先端すぎ。
ニヤニヤとなる表情を抑えながら横目でチラリとDIOを見ると、うーんと唸ってめちゃくちゃ考えていた。
『ちょ、笑わせないで！ふはっ、そんな真剣に考えなくていいよ』
「……アメリカに1人」
『えっ嘘！いるの！？』
まさかいるパターン！こっちが拍子抜けするて。
開いた口が塞がらない状態になっている私を無視して、DIOは続けた。
「プッチと言ってな、気高い聖職者で話の波長が会う奴で気に入っている」
『何だと、やけに具体的だな！うぇん、DIOは恋愛経験ないと思ってたのに！』
「何の話だ…？」
〜メイク〜
『そこで緑ぃ！？…うわ、めっちゃ綺麗！』
DIOによるメイク口座が始まった。
発端は私がメイク道具見たいなぁ〜とぶりっ子してお願いしたから。
緑をベースとしたDIOのメイクは悔しいが、めちゃくちゃ綺麗で似合っていた。
「口紅を塗って完成だな」
『すっご！可愛い〜、私にも同じのやってよ！』
「貴様のような東洋人には緑は似合わなかろう！」
『えぇ…！』
私のシュンとした反応を見てフハハハハ！とご機嫌に笑っている。そんなに笑わなくてもいいじゃん！
「…まぁ、貴様は最近仕入れたオレンジで試してやる」
『本当に！？』
「このDIOに深く感謝しろA」
『ははぁー、DIO様ぁ！』
アイシャドウは薄いピンクとオレンジでグラデーションを作って、アイラインは吊り上がらせる。
コンシーラー、眉毛、ハイライト、まつ毛、その他もろもろと終わったらピンク色の口紅を塗って完成した。
手際良すぎ神。
『いや、めっちゃ可愛い！』
「フッ、馬子にも衣装だな」
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俺☆ - やばいめっちゃ面白いのにめっちゃ感動してる。何だこれ。 (2023年1月5日 11時) (
レス) @page50 id: b2c114123d (このIDを非表示/違反報告)
Earthあーす(プロフ) - あれなんか目がナイアガラの滝になってる (2023年1月4日 18時) (レス) @page43 id: 0fcf2cea39 (このIDを非表示/違反報告)
しらとめ(プロフ) - 面白いのになんとなく泣きそうになってきます (2022年11月28日 17時) (レス) @page35 id: 353a651934 (このIDを非表示/違反報告)
地獄の番人 - DIOの代わりに空条承太郎パイセンとくっついちゃいましょう!!面白かったです。続きを楽しみに待ってます!! (2022年11月28日 1時) (レス) @page33 id: d126292683 (このIDを非表示/違反報告)
ペトリ皿(プロフ) - やばい。展開も何もかもが面白すぎる。 (2022年11月27日 18時) (レス) @page32 id: cbc38767b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：光と慈雨
| 作者ホームページ：http:// http://uranai.nosv.org/gen.php/novel/
作成日時：2022年9月5日 23時
