[十四松]終わる世界、終わった世界【おそ松さん】

一緒にいたいんだ ページ20

お「もうその段階までいったんだ…

実はさぁ、まだこの世界に残せる方法があるって知ってる？」

『………………』

お「それは…A、その目で俺らを見ることだ」

十「右目はもう見えないんだよ！？

カラ松兄さんが止めてたはず…！

どうしてここに！？」

おそ松さんは冷静なままで話を続ける

お「右目が見えない…？あっちの世界では、な

その目が見えないのは、失明しているから

つまり、死者の世界専用の目ってわけだ

その目でこの世界を見たら…あーら不思議！

死んじゃうんだってさ」

話す間にも、少しずつおそ松さんが近寄ってくる

もう目の前まで…

お「これをとればぁ……！！」

眼帯を掴みにかかった

……が

『え……！？』

カ「大丈夫か、A！」

チ「おそ松兄さん力強っ！？」

一「……まさか窓から逃げてたなんてね」

ト「もう、お別れなんだよ。おそ松兄さん」

やってきた四人が止めてくれた

体はもう……足は消えて…段々上に向かってくる

『っ………！おそ松さん、ありがとう…！そしてごめんなさい

皆！さよなら！！』

お「A……！戻ってくるって信じてる…ずっと」

おそ松さん

カ「お礼を言うのはこっちだ…ありがとう」

カラ松さん

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