[十四松]終わる世界、終わった世界【おそ松さん】

十四松の話 ページ15

『ねぇ十四松…どこに向かってるの！？』

十「……走りながら説明するから！ちゃんと聞いててね？」

多分、話す内容に私の質問の答えも入ってくるのだろう

私は話を聞いた

十「僕達六つ子はね…死んでるんだ

ここは『死者の町・青塚』

Aはギリシャ神話って知ってる？

あの死者の世界のザクロを食べて

その数分だけ死者の世界で生活しないといけないとかいう…

だけどね、今は違うんだ

何かを食べた時点で終了なんだ

一旦ここで切るけど…聞きたいことある？」

……いやいやいや

死者の町・青塚？

ギリシャ神話？

六つ子はもう…死んでる？

私はもう何を信じればいいのかわからず

でも必死に脳を回転させた

『え……じゃあ私ももう死んで…！？』

死者の世界にいるのだ

私も……死んでいる？

ていうか死んだ原因は？

まずそこがわからない

十「…Aは死んでないんだ

意識不明の重体で病院にいる

そのせいで、間違えてこの世界に来ちゃったんだ

皆はそれを知って…Aとずっと一緒にいたいがために

何かを食べさせようと…ううん、殺そうとしたんだ」

その頃カラ松達は→←逃げる。帰る。

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