[十四松]終わる世界、終わった世界【おそ松さん】

この世界 ページ13

お「この世界はな？十四松の世界なんだよ」

『……はぁ？』

お「十四松の夢の中。そこに俺らは閉じ込められてるの

ここから出るには何か食べなきゃいけないわけ

で、俺らはもう出れるんだけど…Aはまだ、出られない

Aをここに閉じ込めて、Aを自分のものにしようとしてるんだ

だから俺らは助けようとしてるだけ

わかった？その右目は一回逃げようとしたとき

十四松が殴ってそうなった。その目はもう…見えない

あともう一つ…この世界では一日ごとに記憶がリセットされる

だからこの会話も…明日には忘れてる」

………十四松がそんなことを？

私と居たいがために？

兄弟まで巻き込んで………？

信じたくなかった

でも

彼の兄さんが嘘をつくとも思えない

『わ…かりました。じゃあ、これを食べればいいんですね？』

チ「うん、そういうことになるね」

私の結論は、もとの世界に戻って

十四松がもとに戻るようにしてあげる

そうすれば、また皆で仲良くできると思った

『え、と…いただきます』

お箸で一口分のカツ丼をとって

口に入れようとした

その時…………

逃げる。帰る。→←理由

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