駆け引き！？（“あの時”まで８日。） ページ5
「で、何で遊ぶんだ？」
岩城が何をたくらんでいるかは知らないけど、何が来ても受けて立つ！
「俺達がやるのは、鬼ごっこだ。」
お、鬼ごっこ！？
俺達はもう小学生じゃないんだぞ！
「単に鬼ごっこっていってもつまらないだろ？駆け引きをするんだ。」
やっぱり、岩城がそんな単純なこと考えるわけないか。
一体、どんな駆け引きなんだ・・・！
「俺と和樹、春和、和弥が鬼だ。逃げるのは若武と立花さん。」
「ちょっと待てよ！人数的に不利じゃないか！」
「そうだな・・。」
「僕はそれより、駆け引きの方が気になる〜。」
本当、これだけは何度も何度も思うけど、和樹は女子になればいいのにな。
「それよりさ、たこ焼き売ってない？俺、お腹減ったんだけど。」
春和は空気が読めなさすぎるんだよなぁ。
いつもお腹減ってるし。
「じゃあ、上杉と黒木と小塚さんをよべば？」
和弥はめんどくさそうに言った。
なんか、春和と和弥からは余裕で逃げれる気がする。
話を戻して、俺は黒木と上杉、小塚を呼んだ。
「鬼ごっこかぁ。随分久しぶりな遊びだな。」
黒木は苦笑いしながら言った。
「たまにはいいだろう。」
上杉はクールな眼差しで言った。
「僕はＫＺじゃないけど、頑張るよ。」
小塚はそう言いつつも、不安そうな顔で言った。
「あ！立花さんは逃げなくていいよ。」
「なんでですか？」
アーヤは尋ねる。
確かに、さっきまで言っていたのにな。
「そうか。駆け引きについて言っていなかったな。」
さあ、一体何をかけるんだ。
辺りに緊張した雰囲気が漂う。
奴のことだ。
相当なことをたくらんでいるに違いない。
「俺、お腹すいたんだけど。」
春和は雰囲気ぶち壊しなことを言った。
本当、ＫＺって個性豊かだな・・。
「気を取り直して言うぞ。今回賭けるのは、立花さんとのデートだ！」
あ、アーヤとのデート！？
「え、えー！」
一番驚いたのは、当の本人であるアーヤだ。
あいつ、なんの相談もなしに決めたのかよ。
「えーと、逃げる側の奴は、制限時間内に鬼に一度もつかまらなかったらデート権ゲット。鬼は、逃げる人を全員つかまえた後で、捕まえた数が一番多かった人がデート権ゲットだ。」
おいおい、勝手に物事を決めるなよ。
でも、良い方に考えれば、制限時間内に鬼に捕まらなければ、アーヤとデートできる！
アーヤには悪いけど、この賭けには反対できない。
必ず、アーヤとデートするんだ！
鬼ごっこ！（“あの時”まで８日。）→←邪魔者！（“あの時”まで８日。）
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梶 絋 - マリンさん» オリジナルフラグ、外しておいた方が… (2019年10月5日 19時) (
レス) id: 9e9efc66fb (このIDを非表示/違反報告)
リン - 久しぶり！！オリキャラも凄く面白いよ！なかなか来れなくてゴメンね....。 (2016年4月6日 19時) (レス) id: 0008c10746 (このIDを非表示/違反報告)
翼(プロフ) - マリンさん» 誰にいってるかはわかりませんがうちは暇なので、マリンさんがよければ話をしてみませんか？ (2016年4月4日 20時) (レス) id: 3f8be5b0cb (このIDを非表示/違反報告)
マリン - いつもいつも、本当にありがとう！いつか機会があったら、ＫＺやゲームや小説について語ろうね！ (2016年4月4日 20時) (レス) id: 19ffb3745c (このIDを非表示/違反報告)
翼(プロフ) - 大丈夫ですよ！マリンさん！うちは立派な一人の作者だと思います！続編楽しみです！ちゃんと最後まで読みますよ！頑張ってください！ (2016年4月3日 21時) (レス) id: 3f8be5b0cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マリン | 作成日時：2016年3月29日 20時
