そんなのアリ? ページ11
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「これから梵天の人物像を使った漫画イラスト小説を書いているアカウントは全てBANにする。Twitterもコミュニティサイトも全部」
『えっ?』
夢活……出来なくなるってこと…………??
それは勘弁!!
「お前専用のサイトを作る。有料の会員制サイトだ。そこで好きに暴れ散らかしてもらって構わない」
そうしたら8万人以上のバカ共は金を払って見る事になる。最低でも2万人から月500円収集出来るとして
2万×500で月1000万の利益が上がりさらに広告費を上乗せすれば倍近くの収入が入るとか何とか
そこら辺は私頭悪いのでよく分かりませんけど
「つまりアレだ。なんの生産性もないお前の文才を有料化してその他のライバルは消し去る。梵天の妄想はお前だけがネットで公開できるようにするんだ」
「よくそんなこと思いつくよな。どーゆー頭の構造してんだか」
いや、はるち、それなそれな。
ココたんはガン無視して話し続ける
「ウチの収入は主に闇金だが最近手配書のおかげで好きに動けねぇ。法に触れるやり方は危険なんだよ。今は臨時で合法的に稼いでまとまった金が欲しいんだ」
うん、なんとなく分かった
つまり公式に夢小説認めて貰えるってことだよね?私だけ
「どうだ?お互い良い話だろう?」
「クソみてぇな話」
「黙れ三途」
やることは今までと変わらない
それがお金になり、利益となり、推しに貢げる……
就職も彼氏も夢活ハッピーライフも手に入る!?!?
『やります!!!』
地面から顔を起こしてココたんの手を握った
スっと振りほどかれた。なんで?
「よく言った。衣食住はこっちで用意する」
『え?衣食住?』
「あぁ、新人はすぐ裏切るから入社してから半年間は住み込みだ」
『はっ?』
「あと俺には近づくな。触るな。気色悪いから」
『……』
「俺にも」
「俺も…」
「俺にもな」
入社祝い金だ。と、目の前にポンと札束が置かれ、ゾロゾロと幹部様は部屋を出ていった
私をゴミを見るような目で見ながら
「まんまと言いくるめられちゃって」
振り返るとただ1人、にやにや笑ってる蘭ちゃん
「じゃ、また会おーなメガトマト先生♡」
入社祝い金という名の札束の横に、あれほど取り返したかったスマホが置かれ、肩からずり落ちたコートは回収され、蘭ちゃんは颯爽と部屋を去っていった
『残り香……いとおかし…………』
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うさ - 続きが気になるんだ...! (4月3日 9時) (レス) @page35 id: 4170d6f2b7 (このIDを非表示/違反報告)
わかちこ(プロフ) - 誰か続きを…続きを作ってくれ…おねがいだから、 (3月26日 9時) (レス) id: b1482de086 (このIDを非表示/違反報告)
ゆあん - めっちゃおもしろいです!!天才ですか!? (2月11日 8時) (レス) @page31 id: 179fb6e736 (このIDを非表示/違反報告)
むーこ - 最高すぎます、、、、、 (12月16日 17時) (レス) @page35 id: 88cfac20e3 (このIDを非表示/違反報告)
うさこ - めちゃくちゃ好き。続き気になります (11月10日 16時) (レス) @page35 id: acedfd8679 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:全身急所ちゃん | 作者ホームページ:http://mobile.twitter.com/zensinkyuusyo
作成日時:2021年11月25日 17時