夢女子、推しに捕まる【梵天】 (ページ10)

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まさかのお誘いページ10

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死ぬ死ぬ死ぬ死にたい死にたい死にたい
もう内臓生け捕りでいい

なんで見せんの蘭ちゃんのバカ

貴方みたいに面白がる人は百歩譲ってまだいいけどりんちゃんなんてまだバブちゃんでしょうが！何してくれちゃってんのマジで！

「ほら、見たかココ。言ったろコイツには無理だって」

はるちはいつまでも撃ってくれないで小言を言うばかり

頼むから"お前の中すげぇどろっどろ"の件は記憶から消去してくれ

「蘭、あんま煽るな」

「ん？褒めたんだけど」

「顔真っ赤だぞコイツ」

「え、こんな気持ち悪い小説書いてるのに恥ずかしいとかいう感情あったんだ。わり。」

グサッ

うう……無自覚に人を傷つけるタイプって怖い……

「おい、起きれるか。話があるんだ」

やめてココたん。今見つめられると貴方の女攻めの作品を思い出すじゃない

『なんですか』

限りなく小さく発した声

「最初から普通に交渉するべきだった。悪い。お前をスカウトしたいんだ」

『ほえー……………ん？』

なんて？

「梵天に入れ。お前の力で金を稼げ」

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『…………は？』

シンデレラのように床に手を付き座り込む私に、そぉーっと一筋の光が見えたような気がした

気がしただけ。

「正気かよココ………」

再びため息をつく鶴蝶

「却下」

バブバブ竜胆

「面白くなりそ〜」

蘭ちゃんは完全に馬鹿にしてる

『なんで私が……？』

ただのフリーター。っていってもバイトない日はひたすら家に篭ってスマホと睨めっこしてるニート。彼氏なし。

ココたん、頭おかちくなったかなゃ？？

「蘭に見せられて、お前がコソコソ何をやってたか全部見させてもらった」

『大変申し訳ありませんでした貴女方を題材に好き勝手妄想してたこと大変反省しています』

「いや、謝らなくていい」

『え？』

「夢小説とかいうバカみてーなもんを好むバカがこの世に溢れかえってることを初めて知った。アニメやアイドルなら訴えられはしない。でも俺らは反社の人間だ。簡単に制限をかけられる」

『はぁ…』

「俺らで妄想して興奮してる人間がいると考えると吐き気はするが需要があるのなら話は別だ」

『ほぉ…』

バカ呼ばわりとか吐き気するとか結局お前も貶してるやんけーっ！！

つまり何を言いたいんですかココたんは！

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