センセイ___？【三途春千夜】

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『……するって、何を？』



「気持ちいいこと」




食い気味で答えられた


得意気な顔をしてベットの方に引っ張っられて行くけど無理無理、全然理解追いついてないから





『……えーっと…………え？』





「な、面白くね？」





三途くん



その思考回路は間違ってるって、今なら声を大にして言えるよ





『ああー………あーあー………』



私の状況把握力が限りなく低いせいで、どうしようとか色々考える前に真っ白なベットに押し倒される


まだ未成年、成長途中、社会にもでてない、子供


そんなこと感じさせないくらいの力で私の両手首がネクタイで縛られる





「あれ、抵抗しねぇの？意外」





抵抗もなにも、両手が塞がってる状態でどうしろっていうの




『これ、退学案件だよ？』


「いーよ、どーせ単位足りなくて辞める羽目になる」


『そうだ、私、ちゃんと教室行って卒業して欲しいって、三途くんに言おうとしてたの』


「ちょっと言うの遅かったな、ドンマイ」





慣れた手つきで白衣の下のワイシャツのボタンが一つ一つ外されていく



私の上に跨ってる三途くんは、とっても楽しそう




やめてって、全力で抵抗すれば何とかなったのかな


奇声あげれば、周りの人に気づいて貰えたかも







「ははっ…すげぇゾクゾクする」







そう言って私の服を捲り切るまでの余興を楽しむように、丁寧な仕草で手を進めてく




逃げなきゃ、と、頭ではそう指令が出てるけど、体はどんどん力が抜けていく




不思議と、私も受け入れてしまう体勢になってた




なんでだろう






『三途くん、楽しい？』





マズイという気持ちにはなったけど



全然怖くなくて



嫌でもなかった







「あぁ、最高だ」






分かんない、分かんないけど






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『…………そっか』







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多分、相手が三途くんだからか







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呆気ない





それはそれは呆気ない行為だった




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