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「ご感想は?」



事後、手首のネクタイを外しながら未だに楽しそうに聞いてくる三途くん


圧迫されてた手首が解放されて、痺れる




感想も何も無い






『……人が入ってきたらどうするの。ヒヤヒヤして何も考えられなかった』



真っ白な布団を被り、消えそうなほど小さな声で言う



「それがいいんだろ」

『………』

「そう言う割には、あんたの方がバカでかい声で喘いでたけど」





顔見れない


ご最もだ。我を忘れて声を漏らしてしまった。



「思ってたより、えろかったな、センセイ」



恥ずかしい、情けない


私、どうなるんだろう


布団に顔を埋める




「……あれ、怒んねーんだ。職員室行って報告してくりゃいいじゃん」


『……そうだよね』





私もまだ2年目とはいえ、立派な大人だし立派な教員



こんな事されて、黙ってるわけにはいかない


意地でも退学に………





「生徒に押し倒されて、ぶち込まれて、感じまくって達しまくって、どうしようもなかったです。ってな」




『………はっきり言わないで』






あぁ、ダメだ


報告なんて出来るわけない


同じ職場の人間に、裸晒すようなもんだ


適当にはぐらかして報告したとして、その後三途くんが事情聴取でもされようものなら、余計なことまで全部バラされて終わりだろう。もう学校には行けない。


ここまで積み重ねてきた努力を、こんなつまらないことで無駄にしたくはなかった




「……どこ行くの?」

『……シャワー室』

「俺も行く」

『ふざけないで。冗談じゃない』




服を整えて廊下に出ようとすると力任せに引き止められる


この子には、賢者タイムという概念がないのだろうか


雑に抱き潰して、さっさと帰って行ってくれた方が、まだマシだった


そうじゃん、そんな感じするじゃん、この子


なんでいつもの尖った態度と裏腹に、あんな丁寧に進めてきたのかな……って、そんなこと思い出したくもない





「じゃあシャワー浴びたら職員室?」

『……なんでそんな嬉しそうなの』




この子のツボ、よく分からない




「あんたが顔真っ赤になってこの事報告したら、俺は姦淫魔になるわけだろ?それでも俺はこの学校でモテ続けるのか検証すんの」





………いや、なにその思考回路。頭の中どうなってるの。




意味がわからない。私が学んできた心理学なんて、何の役にも立たない。



『……行かないよ。職員室』





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shinox2(プロフ) - この後どうなったのか気になります!! (2021年11月10日 17時) (レス) @page8 id: 947326f28f (このIDを非表示/違反報告)
全身急所ちゃん(プロフ) - RIOさん» ありがとうございます!三途の沼深いっすよね〜🥰 (2021年10月15日 7時) (レス) id: 2e87942ef6 (このIDを非表示/違反報告)
RIO - 小説読ませてもらってます!三途くん…イイですね〜笑更新頑張ってください! (2021年10月14日 6時) (レス) @page6 id: 759836d8d0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:全身急所ちゃん | 作成日時:2021年10月13日 23時

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