非日常な出来事 35。 ページ3
あの頃、
「あ、Aちゃん!!
次、移動教室だよね…?一緒に行こうね!!」
私には、初めて出来た心からの友達。
自分では『心友』が出来た!!
____と喜んで居た。
私が、あの言葉を聞かなければ…?
あの日、あの時、あの一瞬で…あの一言で__
___私は全てを知ったんだ。
中学2年の3月。
中学2年の頃、同じクラスになった
『工藤凛香』と、
【私達、心友だよね!!】
何て
言い合っては居なかったが、私達2人は誰から見ても心友だった____。
その頃、何故か学校では私の酷い噂が流れていた。
嘘っぽい、許せる。
何て程度の話では無かった。
_____情報源不明、の。
でもある日の放課後______
貴「、うわっ!!ヤバい…!!
2人共、ごめん先帰ってて!!?
教室に忘れ物したから、今日は私1人で帰るねっ!?」
バックの中を見ると筆箱がない。
今日は久々に、凛香とは違う友達と一緒に下校しようとしてたんだけど…っ!!
廊下を極力音を立てずに走る。
貴「(教室、まだ誰か残ってるかな?)」
教室の扉の前に行くと、聞き慣れた話声。
高くて、聞き取りやすいこの声……
凛香…!!?
ドクッ、ドクッ、ッ!!
胸の脈が大きく波をうつ。
『凛香ともう一緒に居ない方がいいよ?』
いつか友達に言われた言葉。
あの時は、その言葉に怒って考えもしなかった。
何故か不安で。
聞こえる声はいつもの彼女なのだけれど、
何故か……
けれど、信頼する彼女だから…っ!!
と思い耳を済ませた……
『謎を解く鍵は_____?』
【聞こえて来たのは_______】
友1「えぇ〜っ!!?それ本当ぉ〜…?」
凛「本当だよーっ!!私、いつも一緒に居させられてるから、分かるんだぁ…。」
友2「うわーっっ!!無いわ…。
でも見た感じ、2人って『心友』って感じだよ?」
・
・
・
凛「…そんな事ないよっ!!
あるわけ無いじゃん♪心友だったらさー、こんな事思うわけないじゃん♪」
『心友だったら…』
私の、話……?
え?
この話、最近よく聞く噂だ……。
流して、るのは…っ…。
【凛香…っ?】
その後の事は覚えてない。
全力で家に帰って、金曜日は学校に行かなかった。
その時、ふと思い出したんだ、
筆箱、私はちゃんと入れたよ…?
出したのは……_____誰?
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作者名:いえい | 作成日時:2017年3月6日 0時