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そしたら、太宰のおにーさんが僕の腕を掴んだんだ!

痛いくらいに強く…




「太宰のおにーさん、何してるの?
すっごく痛い…」




「…いいや、なんでもないさ」


そしたら、太宰のおにーさんは手をパッて離したの!


「…あ!其処の白黒くん!」


僕はそう言うと、さっきよりもキツく触手で掴んだんだ!



ジョンさんにも言われてたからね!



「白黒くん!
僕達のとこにおいで!」



「嫌だ!絶対に行くもんか!
君も壊してあげるから!」


そう言って暴れるから…


ゴキッ

僕がもう少し強く力を入れちゃったんだ。



嫌な、鈍い音が辺りに響いた。


白黒くんが動かなくなっちゃった!



「あれ?あれれ?死んじゃった?死んじゃった?」



触手で確認をしてみた。
体はグニャグニャになっていて、動かない。



「あはは!壊れちゃった!君が僕を壊すとか言ってたのに?
脆いなぁ、白黒くん!
…まー、いっか!後でちゃんと直してあげるもん!」


それ迄待っててね!と動かなくなったソレを無造作に弄ぶ。




「…ひ、人殺し…!」



女の人のどちらかが呟いた。



「…人殺しっていうのの何がイケナイの?
僕は直してあげられるから良いデショ?

楽しいよ!太宰のおにーさんもやった事あるでしょ?」



僕がそう言うと、太宰のおにーさんが怖い顔をしたの…

「…人殺しかい?したことないさ。
人を救う側の人間が、殺すだなんて有り得ないだろう?」



「…嘘つき」



僕は小さく呟いた。



でも、まぁいっか!白黒くん捕まえたし!




「んー…じゃあね、白黒くんは持ってくからね!
ばいばい!」



僕はそう言って、ラヴクラフトさん達の所へ戻ったよ!

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涅祇(ねぎ)(プロフ) - ラヴクラフトさんの小説少ないので嬉しいです!ありがとうございます! (2018年5月26日 22時) (レス) id: 5de7820d7e (このIDを非表示/違反報告)
なゆらー(プロフ) - 桃猫さん» ありがとうございます!頑張ります! (2017年10月10日 20時) (レス) id: f273c74d58 (このIDを非表示/違反報告)
なゆらー(プロフ) - 夜桜さん» おぉ!大体同じキャラが同じって凄いですねw二作品ともコメントありがとうございます!! (2017年10月10日 20時) (レス) id: f273c74d58 (このIDを非表示/違反報告)
桃猫 - 面白いです!更新頑張ってください (2017年10月9日 18時) (レス) id: 5a81dd976b (このIDを非表示/違反報告)
夜桜 - ラヴクラフトさんの小説はあまり無いので、嬉しく思いました!更新頑張って下さい。長文失礼致しました。 (2017年10月9日 18時) (レス) id: c5e0ba92a8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なゆらー | 作成日時:2017年1月2日 12時

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