後、4日『少なくなってしまいましたね、残念です!』 ページ7
目を覚ますと、夜だった。
時間は七時すぎ。
音をたてないように、下に降りる。
明るくなっている居間のドアに手を掛けた時だった。
「…正直、A姉さんっていらなくね?」
__中から、こんな声が聞こえてきた。
それも、おそ松の声だった。
「それな。姉らしい事もしてないのに姉って、どうなの?」
今度はチョロ松が。
「ホントいつになったら消えてくれんのかなー、アイツ。」
今度はトド松が。
他の三人は黙っている。
貴(……知ってた。知ってたよ、嫌われてるって事。)
音をたてないように部屋へ戻ろうとすると。
…………カシャン
パーカーのポケットに入れていたスマホが床に落ちた。
すると、ガラガラガラガラッと居間のドアが開く。
チョロ「え、A姉、さん…?
もしかして…」
下を向き、前を見ないようにして、おそ松の前に立った。
……そして。
バチンッ!!
おそ松の頬を、叩いた。
おそ「ってぇな!何すんだy…「僕が!!」…!?」
貴「僕が嫌われてるってこと、わかってた!
わかってたよ?
…でもさぁ、本人が居るんだから
この場ではっきり言えよ!!なぁ!!」
おそ松の胸ぐらを掴み、顔を近づける。
おそ松は少しポカンとしていたが、Aの腕を握り返しそのまま__
ドンッ
突き飛ばした。
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罰ゲーム - うわぁ なんで、今に限って、目からめっちゃ汗が出てくるんだよ。 こんな神作品見させやがってこのやろっ←誰もお前に見せてないわアホ (2017年7月8日 22時) (レス) id: 778bd87c92 (このIDを非表示/違反報告)
道化師ロキ - うわぁああああん(泣 感動しました! (2017年7月8日 20時) (レス) id: 091673db49 (このIDを非表示/違反報告)
月影ノ 黒 - 黒「まるで透明エレジーみたいだな...」マリサ「更新頑張るんだぜ!」霊夢「面白いわ(^∀^)」 (2017年7月2日 17時) (レス) id: bfbb289b00 (このIDを非表示/違反報告)
めぇ - 生きて、痛い…みっちゃん思いだしました。 (2017年6月25日 15時) (レス) id: b5c7c4e66e (このIDを非表示/違反報告)
メル - わたしこういう話弱い(泣)((/_;)/) (2017年3月7日 22時) (レス) id: b41b086999 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なゆらー | 作成日時:2016年8月16日 19時