【東京喰種】嫌いから始まる⇒恋。【霧嶋絢都】

嫌い⇒好き 8 ページ9

くそっ……ここまでか!!





そう思い、ギュッと目を閉じた





ガキィッン






金属と金属がぶつかるような音がした






目を開けると、ジューゾーの鎌を私のじゃない赫子が防いでいた






貴方「アヤト…さん??」






アヤトさんは赫子でジューゾーの鎌を弾き返すと

バッと私の方を振り返った






アヤト「逃げんぞ…!!」





貴方「えっ…??」






片手で私を抱き上げると、そのまま空へ飛び上がった






貴方「きゃあぁぁ!?」





アヤトさんはそのまま屋上のようなところへ着地すると




パッと私を離した


ドサッと床に落とされ、鈍い痛みを感じる





貴方「いたっ…」





私はバッと立ち上がり屋上から下を見る






貴方「し、ﾀﾋぬかと思った……」






アヤト「はっ…ﾀﾋぬわけねぇだろ」





貴方「何で逃げたんですか??」





アヤト「はぁ??何お前、ﾀﾋにたかったのか??」





貴方「ち、違いますよ!!って、あのジューゾーって人そんなに強いんですか??」





アヤト「さぁな……。とりあえず、お前じゃ太刀打ちできないな」






「どういう意味ですか!?」と言うと、「そういう意味だ馬ァ鹿」と返された







やっぱり嫌なやつ…

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