【東京喰種】嫌いから始まる⇒恋。【霧嶋絢都】

嫌い⇒好き 5 ページ6

気まずい空気が流れたその時だった




タタラ「霧嶋、天月…」




アヤト「タタラさん…」




タタラさんは眉をひそめて「白鳩が来た」と言った




貴方「…??はと…??」




アヤト「捜査官の事だ。ちっ、ここまで来たのかよ」




タタラ「あぁ…気を付けろよ」




そう言うとタタラさんは何処かへ走っていった


アヤトさんは窓に足をかけた




貴方「ど、どこ行くんですか??」




アヤト「あ??どこってアイツらのとこに決まってんだろ」





ウサギのマスクを手にしてそう言った


黒い…ウサギのマスク





貴方「…ラビット…??」





アヤト「なに??」





貴方「あ、いえ…なにも」





そう言うとアヤトさんはそこから飛び降りた

え、ここって…結構高かったような…




私はすぐに下を見た


でも、そこにはすでにアヤトさんの姿は無かった




ラビット…
何度か噂に聞いた事がある…


それに…私も一度助けてもらった事がある



私が他の喰種に襲われた時だった
“もうダメだ”と思った時…突然その喰種の首が飛んだ


すると、そこにはウサギのマスクを着けた人が立っていた

その人はすぐにどこかへ行ってしまった




でも…
マスクは、白かったような…




貴方「ラビットって…二人いるのかな??」

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