【東京喰種】嫌いから始まる⇒恋。【霧嶋絢都】

嫌い⇒好き 46 ~亜門side~ ページ47

〜亜門side〜




追いかけようと思ったが、眼帯が俺の前に立ちはだかる




亜門「喰種になって幸せだと??笑わせるな」





カネキ「僕は喰種になって気づいた、喰種も人間と同じで、笑って、怒って、泣いて…本当に同じなんです。ただ、食べる物が違うだけ」





亜門「同じだと??違う、お前たちは化け物だ」





カネキ「じゃあ…こう考えてはどうですか??」




そう言うと眼帯の目付きは鋭くなった





カネキ「人間がいるから、犯罪がおきる、自然が破壊される……今も増え続ける人間…罪人を、僕達は処理している」




ニコッと笑い「ね、これなら納得するでしょう」と言った




亜門「貴様、それならむやみに人間をころしても問題はないというのか??」




カネキ「お前たちみたいな奴がいるから…傷つかなくていい人が傷つくんだ」




眼帯は俺を睨みながらボキッと指をならし




カネキ「この世界は理不尽だ」




目を赤く染め、赫子を出した




俺はクインケを構える




カネキ「喰種だって…生きてるんだ」




そう言うと、俺に襲いかかってきた




生きてる??
だから何だ…




眼帯の赫子を弾き返し、すぐに攻撃をしかける


眼帯はそれを赫子で受け止める





やはり、そこら喰種とは違い…簡単に飛ばない




カネキ「貴方なら、分かってくれると思った」




亜門「お前たちの事など、分かってたまるか!!」




そう言うと同時にクインケを振るが、ヒラリとかわされた


そのまま眼帯は俺から距離をとった




カネキ「貴方とは、戦いたくない」




そう言って、どこかへ走り去る




亜門「待て!!」





追いかけるが、眼帯の姿はなかった




アイツは、他の喰種とは違う



『貴方なら、分かってくれると思った』


『喰種だって…生きてるんだ』




俺は…どうすればいい

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