【東京喰種】嫌いから始まる⇒恋。【霧嶋絢都】

嫌い⇒好き 4 ページ5

少しするとアヤトさんが帰ってきた




アヤト「…」




貴方「あの…」




アヤト「??」




貴方「ごめん…なさい」




そう言うとアヤトさんはびっくりしていた




アヤト「はぁ??」




貴方「えっと…聞いちゃいけない事…聞いたかなって…」




アヤト「…別に」




アヤトさんはプイッと向こうを向いてしまった


アイツにデリカシー無いとか言って、私の方が無いじゃん




アヤト「何お前が沈んでんだよ」




貴方「え!?悪いことしたなって…」




アヤト「だから別に気にしてねぇって」




うそ。
じゃあ何であんな顔したの??



アヤトさんは口を開いた




アヤト「俺は……捜査官に…」




私は、耳を疑った




アヤト「…親をコロされた」




貴方「え…??」




ころ…された??
人間に??




アヤト「だから俺は…アイツらを一人のこらずぶっコロしてやる」




睨むように私を見た




貴方「あ…。あの、それは……良くない、事だと思う」




アヤト「あぁ!?」




アヤトさんは私の胸ぐらを掴んだ




アヤト「てめぇに何が分かる!?アイツらに奪われた俺の何がわかる!?」




貴方「…わかり、ません…。でも!!アヤトさんが悲しかったように、人間をコロせば誰かが悲しむ。そうすれば、繰り返されるだけですよ??」




するとアヤトさんはチッと舌打ちをした




アヤト「てめぇに分かってたまるか…」




そう言って私を離した

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