【東京喰種】嫌いから始まる⇒恋。【霧嶋絢都】

嫌い⇒好き 36 ページ37

翌日、私はまた20区に行った



いつも通りあんていくに入ると




トーカ「いらっしゃいA」




トーカちゃんがニコッと笑って私を席に案内してくれる





トーカ「コーヒーだろ??」




貴方「うん」




トーカちゃんがコーヒーを持ってきてくれる


それを飲むと、やっぱりなんとなくカネキさんが淹れたコーヒーに似てる





貴方「あの、トーカちゃん」




トーカ「ん??」





私は思いきって聞くことにした




貴方「ここに、カネキって人いた??」





そう言うとトーカちゃんはギョッとしたような顔をした





トーカ「何で……アンタ」




貴方「えっと……聞いた、から」




顔をポリポリ掻きながらそう答えた




トーカ「ねぇ、アンタ捜査官??」




貴方「え…ち、違うよ!!」




それでもトーカちゃんはじっと私を見た




貴方「ただ…知りたいだけ」




トーカ「…ふーん、悪いけど。まだアンタには教えられない」




貴方「え??」




「ごめん」とトーカちゃんは少し悲しそうな顔をした




貴方「ううん。ごめんね、こんなこと聞いて」




そう言って私はもう一度コーヒーを飲んだ



やっぱり、カネキさんのコーヒーと似た味がした

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