【東京喰種】嫌いから始まる⇒恋。【霧嶋絢都】

嫌い⇒好き 30 ページ31

白髪の少年は、感情のこもってないような目で私を見た





貴方「…だれ??」





エト「この子、カネキくん」





私のもとに寄ってきたエトが、少し嬉しそうに言った




すると、カネキ。という人も私の所へ来た





カネキ「…金木研です。よろしくね」





そう言って手を差し出してきた




貴方「天月…Aです。よろしくお願いします」




私も差し出された手を握った




ニコッとカネキさんが笑った



でも私は、その笑顔を見てゾッとした





初めて……人の笑顔が怖いと思った




手を離しカネキさんの顔をもう一度見る




でも、カネキさんは笑っていなかった




エト「久しぶりだね、カネキくん」




カネキ「うん」




カネキさんは、本当に感情を無くしたような感じがした




ナキ「おい眼帯!!!!てめぇ許さねぇからな!!!!」




突然ナキがカネキさんの胸ぐらを掴みにいった




でもカネキさんは




カネキ「離せ」




低くそう呟いてナキを睨んだ




貴方「な、ナキ!!」




私はすぐにナキを止めにいった


ナキは「何するんだよ!!」と言いながらカネキさんを離した




その後もブツブツと文句を言っていた





だって
あのままだと…






ナキが殺されてしまうような気がしたから

嫌い⇒好き 31→←嫌い⇒好き 29

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す