【東京喰種】嫌いから始まる⇒恋。【霧嶋絢都】

嫌い⇒好き 25 ページ26

貴方「あ…あの」




アヤト「…なに」




貴方「ありがとう…ございます」




私はペコリと頭を下げた




アヤト「別に。これからは気を付けろ」




そう言ってアヤトさんは私の頭をポンと叩いてそのまま何処かへ歩いて行った




私が顔を上げると、アヤトさんは随分向こうに行っていた




エト「A…やらかしちゃったね」




貴方「……」




エト「大丈夫。タタラさんも本気で疑ってる訳じゃないよ」




貴方「…うん」




エト「私は信じてるから」




それだけ言ってエトは立ち去った




信じてる…??
エトが、私を??




私も部屋にもどった




ガチャと音をたてて扉を開けた




ナキ「お、おかえりー!!遅かったな!!」




ナキがイスに座っていた




貴方「…ナキ。なにしてんの」




ナキ「え??Aの帰り待ってたんだけど」




貴方「待ってた…って、何で私の部屋で…しかも勝手に」




ナキ「空いてたから!!」




私は思いきりナキを殴った




ナキ「い、いってーー!!!!何すんだよぉ!!」




ナキは頭を擦り涙目で私を見た




貴方「何すんだ…ってこっちのセリフ!!これ不法侵入だからね!?」




ナキ「ふほーしんにゅー??何だそれ」




貴方「勝手に他人の部屋に入ったって事!!法律で罰せられるの!!」




ナキ「へー、大変なんだな。ふほーしんしゅー 」




貴方「だーかーらー!!大変なのはアンタのその神経だっt「うるせーんだよ!!!!」…ひっ」




バンッと扉が開かれると同時怒鳴り声




アヤト「ギャーギャー騒ぎやがって!!近所迷惑だ馬鹿!!」




イライラしたアヤトさんが入ってきた

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