【東京喰種】嫌いから始まる⇒恋。【霧嶋絢都】

嫌い⇒好き 14 ページ15

貴方「ただいま…」




エト「あれ??随分早かったね」




エトはひょっこりと顔を出した




貴方「うん…何もすることないなって…」




エト「ふーん、あ…そうだ、20区に行ってきたんでしょ??」




貴方「え、うん」




エト「何でそんなとこに行ったの??」




貴方「えっと…アヤトさんが…」




エト「アヤトくんが??」




エトはクスクスと笑った




貴方「なに??」




エト「ううん。アヤトくん心配性だなーってw」




心配性…??
アヤトさんが??




貴方「アヤトさん…どこ??」




するとエトは「あっち」と言い奥を指差した




エト「あ、でも今タタラさんと話してるから…」




貴方「そうなの??」




私はアヤトさんが出てくるまで、部屋の外で待つことにした


何を話してるのか気になるけど、聞こえない




するとガチャと扉が開いた




タタラ「ん??A??」




中から出てきたのはタタラさんだけだった




貴方「あれ??アヤトさんは??」




するとタタラさんは不思議そうな顔をした





タタラ「え??霧嶋はここにはいないよ??」




貴方「へ??」




沈黙が流れる




タタラ「…」




貴方「…」




私はすぐにもと来た道を戻った




貴方「エトォォォ!!」




戻るとエトは居なかった




色々な所を探していると




アヤト「何してんだ…てめぇ」




顔をしかめたアヤトさんが立っていた





貴方「あ、アヤトさん」





アヤト「目ギラギラさせて…獲物狩る前の猛獣みたいだな」




も、猛獣…!?

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