【東京喰種】嫌いから始まる⇒恋。【霧嶋絢都】

嫌い⇒好き 11 ページ12

エト「アーヤトくん」




アヤト「エト…」




いつの間にか、フェンスにエトが座っていた




エト「怖じ気ずいちゃった??(ｸｽｸｽ」




アヤト「あ!?何で俺g「そうじゃなくて」…??」




エトは私を指差した





エト「Aちゃん♪」





貴方「…え??」





クスクスと笑うエト





貴方「別に……」





エト「もうダメって思ったでしょ??」






貴方「っ…!!」






アヤト「おい…」





アヤトさんがスッと私の前に出た





アヤト「用はなんだよ??そんな事言いに来たんじゃねぇだろ」





そう言うアヤトさんは、まるで私を庇ってくれたように見えた





エト「あぁ、そうそう。タタラさんがね退散しろだって」





エトはよいしょ。とフェンスから降りた





アヤト「は??退散??」





エト「うん、厄介者がたくさん居るからだってさ」




それだけ。と言いエトは振り返り際にニヤッと笑って飛び降りた





アヤト「ちっ……つまんねー」




スタスタと歩いていくアヤトさん


私はエトに言われた事を気にして立ち止まったままだった





アヤト「…どうした??いかねぇのか??」





貴方「あ、はい…行きます」





アヤト「エトに言われた事、気にすんなよ」





貴方「え??」





アヤト「アイツはああやってすぐ人をからかうんだよ」





からかう??
アレは本当にからかいだったのかな??





アヤト「おい、さっさと行くぞ」





私は何も言わずにアヤトさんについて行った

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