男性が苦手なボーダー隊員

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私としたことが、顔に出てたみたい
やってしまった…


貴「でも、ヒ、ヒュースさん、国に帰れるんですか？」


ヒ「国に帰れるチャンスが来るから帰れる」


貴「な、なるほど…」




……………？ん？
私が見たあのツノはヒュースの事？
え、でもヒュース、残ってた気がするけど…
あれはヒュースじゃないのか

考えても意味無いし、スポドリ飲も。



貴「あ…」



スポドリを取りに立とうとしたら、ふらついてしまった。



ヒ「おい、何している」



運良く？ヒュースさんが支えてくれた

さっきまで普通だったけど熱上がってきたのかな…少し寝ようかな

てか、この体勢……無理無理無理…！！！



貴「え、あ、ちょ！？あ、ああああありがとう…ごごございま、す……」ﾌﾗ…ﾊﾞﾀ



勢いよく距離を取ってしまった。
その勢いは止まらず反対に倒れてしまった。

スポドリ飲むの後にしよ…。



ヒ「おい、何して…寝てるのか」



ヒュースが呟いた事は私の耳には入らなかった
そのまま私は同じような夢を見た








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夜。


真っ暗。


誰？陽太郎…？慶さん…？悠一さん？





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貴「！！はぁはぁ…あれ、夢か…」


陽「A！！起きたか！！ご飯だが、食べれるか？」


貴「よう、たろう…」



体が勝手に動いた
陽太郎を抱きしめた
夢のせいだろう
陽太郎が聞いている事を確認するためかもしれない
人間の本能ってやつかな



陽「く、苦しいぞ、A〜」


貴「え、あ、ごめん。…ご飯、食べよっか」


陽「おう！」








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