14.ナイトメアを楽しませよう計画 ページ14
『ねぇナイトメア、偶にはショッピングにでも行こうよ。一緒に！』
私は彼に沿う提案した。
案外彼はそれをすんなり受け入れてくれ、二人でショッピングモールへ向かった。
夕飯などの食材は近くのスーパーで彼が買っているので、
私が外に出る機会があまりなかったのだ。
何処かで聞いたことがある。異性が二人でどこかに出かけるって…
もしかしてデートなのでは!?
そう考えると途端に気恥ずかしい気持ちになる。
周りからは恋人だとか思われているのだろうか…
嬉しいけどやっぱりちょっと恥ずかしい。
そんな私を不思議そうにみる彼。
彼はそうは思っていないのだろうか…？
こういう時こそ私も感情が読めればいいのに。
って、つまり私が今こう感じてるのも全部ばれてるって事…!?
いや、とにかく今はショッピングを楽しまないと!
こんな機会も多くは無いし、何より私が提案したから…
◆◆◆
それからショッピングモールの中の服屋で、数着服を買った。
ナイトメアが選んできた服も良かったけれど、自分で見て選ぶのも楽しい。
可愛いワンピースも着れたし、これで満足…!
そう思っていたけれど、私はある事に気が付いた。
『…あれ、私の服は買ったのに、ないとめあの服は買ってない!』
二人で自分だけ服を買うだなんて良くない。
彼の服も探さなければ…
「…は?いや別に俺はいいって…」
『気分転換にも買っちゃおうよ〜!
そ、それにナイトメアが色んな服着てるの見たいし…』
そんな少し思い切った発言をすると、彼は渋々了承した。
やっぱりちょろいかも…。
そしてちょっと良い所の服屋に入った。
彼は余り興味がなさそうだったので彼に会いそうな服を調達する。
こんなかっこいい服を彼が着たらどうなるのか…考えただけで笑みが零れそうだ。
◆◆◆
『すごいよナイトメア!とっても似合ってる〜!』
「…そうか。」
試着室から出てきた彼はいつもより一段と格好良く見える。
私が褒めると彼はすぐに視線を逸らした。
…照れているのだろうか?
そういう所も好きだなぁ、と感じる。
「じゃあ、この中で何買うか決めるか。」
『何言ってるの？全部買うんだよ？』
「マジか…そんなに着ていく所無いのに…。」
『私が見るだけだからいいの!』
彼はそう言っても結局その服を全て買い、
思いの外荷物も多くなってしまった。
『はぁ〜!楽しかったねナイトメア!』
「まあつまらなくは無かったが…なんで急にショッピングしたいとか言ったんだ?」
…すっかり忘れてた。
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ゆきみ(プロフ) - 反応集から来ました…！メンタルではどうしようもないですもんね。無理はしないでください！最低限のマナーなどがないとあれ？舐められてる？って思っちゃいます…神作品を読ませていただいて本当にありがとうございました！ (2023年4月15日 18時) (
レス) id: f3d0772f96 (このIDを非表示/違反報告)
月神 - そういえば月神もオリキャラ (2022年12月16日 18時) (レス) id: 3430f917b4 (このIDを非表示/違反報告)
月神 - 大丈夫だよ!! (2022年12月14日 21時) (レス) id: 3430f917b4 (このIDを非表示/違反報告)
暇な人(プロフ) - 月神さん» 分かったよ〜...でも最近現実でやんないといけないことが立て込んでてちょっと遅くなるかも... (2022年12月14日 20時) (レス) id: 9497c032da (このIDを非表示/違反報告)
月神 - そっちが終わったらこっちお願いしまーす (2022年12月14日 19時) (レス) id: 3430f917b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：暇な人 | 作成日時：2022年11月12日 22時
