ヤンデレなナイトメアから逃げて捕まった ページ10
ある日、貴方は一つだけ悩みを抱えていた。
ナイトメアと付き合って、最初の方は平凡な楽しい日々を送れていた。
しかし、近頃彼の束縛が段々と厳しくなっていった事に気が付いた。
…いや、気が付いてしまったのだ。
男友達の連絡先がすべて消されているのはもちろんの事、
稀にストーカー気質なこともしていた。
いや、貴方が気が付いていないだけで本当はずっと…
そう考えると貴方は背筋が凍った。
いつもは純粋に彼との毎日が素晴らしく感じていた。
だが気が付いてしまった以上、貴方はそれを隠しきる事が出来ない。
なぜなら彼は感情が読めるから。
でも、そんな調子で彼との時間を過ごしていたが、
彼は何も気が付いていないように変わらずに接していた。
なんだか少し違和感を感じたが、しばらくそのまま過ごすことにしたのだった。
＿＿＿それから数日後、貴方は友達として仲良くしている友達達と遊びに行く事になった。
その中には男性も数人いたが、男女構わず一緒に遊ぶような軽い雰囲気だったので
特にナイトメアには何も言わずにいた。
しかし当日に事件が起きた。
貴方は遅れないように少し早くに集合場所に向かった。
…しかしこれは間違いだった。
貴方は見てしまった。ナイトメアが自分の友達をぐちゃぐちゃにしている所を。
貴方は血の匂いと恐怖で今にも吐きそうだったが、今最優先は逃げる事だ。
集合場所から反対方向に走った。
彼との連絡手段も走りながら削除した。
もうこの町は危険だ。そもそも家にすら帰れない。
実家にでも帰ろうか、とにかく絶対に彼に見つかってはいけない。
それからどれくらい走っただろうか。
数分か、はたまた数時間か、そんな事を考えていた。
普通の人間である貴方にはやはり体力の限界があった。
しかしもう貴方は先ほどの面影が全く無い知らない町へと迷い込むこんでしまっていた。
いや、これでいいのだろう。近くにいたら何をされるかわからない。
それからどっと疲れが込み上げてきて、そのまま貴方はへたり込んでしまった。
「なんだ、やはり人間はスタミナが全然無いなぁ。」
目の前に映る黒い影、貴方はすぐに状況を察した。
だが足が動かない、それも当然の事だった。
貴方は2,3町を走って超えていっていたのだ。体力なんて微塵も残っていない。
「…さて、面倒な事になったな。ちょっと眠ってもらうぞ。」
貴方はそのまま意識を失ってしまった。
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リクエストありがとうございました〜！
R:ヤンデレなナイトメアから逃げて捕まった→←これからのこの作品について+表紙進捗
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占ツクこそ正義 - リクエストで｢トリセツ｣っていう曲を歌っていたらってできますか？お願いします！ (1月7日 1時) (
レス) id: 74373a0c97 (このIDを非表示/違反報告)
破壊と想像の神 - 今までやっていなかったら、あなたが自傷行為をしていたらでお願いします (2022年12月15日 23時) (レス) id: 4d37864c60 (このIDを非表示/違反報告)
雪猫 - こちらこそリクエストありがとうございます！ (2022年11月28日 18時) (レス) @page18 id: 2545b5943c (このIDを非表示/違反報告)
暇な人(プロフ) - 雪猫さん» リクエストありがとうございます✨書かせていただきます〜！ (2022年11月25日 21時) (レス) id: 453537f4d2 (このIDを非表示/違反報告)
雪猫 - リクエスト失礼します！夢主の感情が無くなってしまったをお願いできますか？ (2022年11月22日 20時) (レス) id: 2545b5943c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：暇な人 | 作成日時：2022年10月16日 21時
