仕事。 ページ5
｢今から1件の仕事に取り掛かってもらう。｣
ナイトメアはそう言ってニヤリと笑った。
...意味がわからない。
なぜ最初から本番をやらせるか。普通は仲間同士で力試しくらいだろう。
いや、それでも普通に死ぬかもしれない。
｢一般人1人殺せない程度の奴がここに入る資格はない。｣
そっちから連れてきておいてそれは無いだろう。
そしてここの仕事に入っているという事は絶対に一般人じゃない。
しかし承らないという選択肢は無さそうなので了承した。
さあその仕事場所はどこなのかが問題だ。
一応私は人間でモンスターとはスタミナにも限度が違う。
｢心配する必要は無い。｣
ナイトメアはそう言って私の手を掴み、
｢離れるなよ。｣
その瞬間このアジトから外に瞬間移動した
普通に考えて瞬間移動なんてできるのだろうか。
しかし少なくとも私にはそう見えた。
｢じゃ行ってこい。｣
そう言って何処かに消えてしまった。
写真は少し見えただけなのにここからどうしろと言うのだ。
マフィアの仕事現場は何度も見てきたし少しは手伝った事がある。
だから別に死体を見たり殺したりする事に強い嫌悪感は感じないが...
何かあったらあの組織のせいにするつもりで
その場にあった石で殴り掛かった。
その場に鈍い音が響く。
幸い周りに人はいなかったので誰にも目撃されてない様だ。
しかしこれどうしようか...
そう思っていると後ろから何か気配を感じた。
後ろを振り返るとさっき殴り倒れていたはずの男性が
近くに置いてあったレンガの破片を持って襲いかかって来る。
私は驚きで後ろに倒れそうになる。
すると頭にぷにっとした感覚が伝わる。
それと同時に何か黒い物が男性の腹を突き破った。
｢お前...時間かかり過ぎ。しかも油断しすぎだろ。｣
ぷにっとした感覚はナイトメアから生えていた触手のようだ。
確かにあのままナイトメアが来なければ危なかったかもしれない...
*
結局それからアジトに戻り、いつの間にか夕方になっていた。
｢そろそろ夕飯を作らないといけないので、少し手伝って貰えませんか?｣
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奏(プロフ) - 暇な人さん» ありがとうございます！( இ﹏இ ) (2022年5月20日 16時) (
レス) id: 06688e95b6 (このIDを非表示/違反報告)
暇な人(プロフ) - 奏さん» あっ、私も気が付きませんでした💦それくらい謝らなくても大丈夫ですよ〜 (2022年5月20日 7時) (レス) id: b5551d432f (このIDを非表示/違反報告)
奏(プロフ) - あっ今更ですけど星5じゃなくて☆10ですね…すみません… (2022年5月19日 22時) (レス) id: 06688e95b6 (このIDを非表示/違反報告)
暇な人(プロフ) - 緋色月さん» ありがとうございます！名作だなんて嬉しいです！ (2022年5月3日 7時) (レス) id: 8953e14b27 (このIDを非表示/違反報告)
緋色月 - わぁ！また名作が増えそうな予感…！メア様の反応集もお疲れさまでした〜！ (2022年5月2日 22時) (レス) @page2 id: 4e086c8002 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：暇な人 | 作成日時：2022年5月2日 7時
