朝ご飯 ページ9
朝になり僕が目を開け手を横に伸ばすとそこには温かいぬくもりが…ぬくもりが…
黒「ない!?」
僕はベットからバッと起きだす
黒「Aさん!?何処ですか!?」
ドタバタと部屋の中を駆け回る
部屋の何処にも居ない
サァーと僕の顔から血の気が引く
部屋を飛び出て赤司君達の所に行こうとした時
微かにいい匂いがした
黒「この匂いは…」
匂いを頼りにしてその根源を探す
匂いは居間の方からした
黒「Aさん!!!」
居間の扉をバンッと開けながら僕は中へと入る
あ「ひゃ、ひゃい!!」
Aさんは変な返事をする
黒「何をしているんですか!?」
そんな事は聞かなくても机の上に並べられている料理を見れば一目瞭然だろう
あ「あ、あの…あさごはんをつくってました…」
黒「作る時は直ぐ側に誰かを置いて下さいって言ったじゃないですか!!!」
あ「ひっ!!ご、ごめんなさい!!」
Aさんは僕を見て怯えながら謝る
黒「心配…させないで下さい…」
僕は小さな体をその存在を確かめるべく優しく抱きしめた
あ「しんぱい…してくれたんですか…?」
黒「当たり前です…」
あ「ごめんなさい…」
黒「分かってくれればいいんです(^^)
今度からは誰かに声をかけて下さいね?」
あ「はい」
その後は朝食の手伝いをしながらAさんと話した
黒「Aさんは朝早いんですね」
あ「そうですか?」
黒「はい、この料理の数を作ったとなると…5時ぐらいには起きてるんですかね?」
あ「はい!!」
黒「眠くはないのですか?」
あ「大丈夫ですよ?」
黒「そうですか(^^)」
そんな他愛もない話をしていると誰かが降りてきた音が聞こえた
黒「誰ですかね?」
居間の扉をノックする
赤「入るけどいいかな?」
黒「はい、いいですよ」
赤司君が中に入ってきた
赤「今日もご馳走だね」
あ「そんなことないです…」
ご飯の方を見てシュンと項垂れる
赤「僕達にとっては凄いご馳走だよ」
黒「Aさんのご飯はとっても美味しいんですよ?」
あ「あう…///ありがとうございます…///」
黒「(赤くなってるAさん可愛いです!!)」
赤「朝ご飯の準備はもう出来たのかな?」
あ「はい!!」
赤「それなら真太郎達を連れてきてくれないかな?」
あ「分かりました!!」
Aさんはエプロンを脱いでトテトテと起こしに行った
赤「テツヤにも頼んでいいか?」
黒「モチロンです」
Aの後を追いかけるように黒子も歩いて行った
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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革ベルト
ラッキーナンバー
8
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紫恩 - 面白いです!更新頑張ってください!応援しています!!! (2016年2月19日 8時) (レス) id: aaa53fac67 (このIDを非表示/違反報告)
ミャア - すっっごーく面白いです!更新、頑張ってください! (2016年1月4日 14時) (レス) id: ff759c63f9 (このIDを非表示/違反報告)
ミューゼス(プロフ) - 面白いです!!更新頑張ってください\(*⌒0⌒)b♪ (2015年8月29日 21時) (レス) id: 598c533d0b (このIDを非表示/違反報告)
紫闇(プロフ) - 続き楽しみにしてます!!更新頑張って下さいo(`^´*) (2015年7月30日 2時) (レス) id: 36f44f78ae (このIDを非表示/違反報告)
ムイト(プロフ) - 凜(*´∀`)さん» ホントに久しぶりの更新だった(´・ω・`)学校も始まったしあんま更新できなくなんなぁ…そう思ってくれてありがとな(^^) (2014年4月9日 15時) (レス) id: c46c3b2495 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ムイト | 作成日時:2013年12月13日 18時