【twst】私は誰とは言わないけど、ここはどこ？【3章】

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「そういえば2人はなんで学園に？
今日休みなのに。」

「俺ら今日監督生たちと勉強会すんの。」

「午前はみんな時間が合わなくて、午後からなんだ。お昼も一緒に食べられたら良かったけど、無理そうだったから、コイツと2人で歩いてたんだ。」

「そうなんだ。誰か勉強得意な人いるの？」




そう聞けば黙る2人。
え、なに。




「分からないところを分かろうって…。」

「多少は教科書見たら分かるかもじゃん？」

「…みんな勉強のレベル同じくらいなの？」

「まぁそれぞれ得手不得手はあるが、だいたい同じぐらいだ。」




同レベルが集まってどうすんだ、アホか。




「そっか。でも意外とみんなでやったら分かるかもしれないよね。
分からないところ分かるだけでも十分進展だし。」




口だけはよく回るな、さすが私。
え、てかさ、勉強会ってね。バカと、頭良い人がいなきゃ意味ないじゃん。
誰が教えんだよ。わかんないとこわかったー！はい、終わり！か？勉強会って何か知ってる？？？
苦手分野を得意な人に教えて貰うんだよ？？？




「Aは勉強できる方か？」

「え、私？うーん、そこまでじゃないよ、多分中間くらいかなぁ。
今度テストあるよね、あれで自分がどのレベルか改めてちゃんとわかるかなぁって感じ。」

「頭良さそうに見えるけどね。」

「あははっ、それはトラッポラくんもスペードくんも一緒だよ。
見た目だけで言うならどの生徒も結構勉強できそうに見えない？」

「たしかに…！」

「確かにじゃねぇわ！」




思わずツッコむトラッポラくん。
私も素だったら同じようにツッコミ入れてた、ナイストラッポラくん。
今の感じで改めて分かったけど、とりあえずスペードくんはバカだな(失礼)
クラスに1人か2人はいたよねーって感じのバカかな(失礼)
トラッポラくんはなぁ…勉強できなくても、コイツなら社会では生きてけそうよね。そーゆー面で賢そう。

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トラッポラくんは悪戯に女を落としてそう(無意識)

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