第百三十八訓 ページ44
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「向かいにあったお店ってなくなったんですか？結構人気なお店だったから行ってみたかったのに」
そう話題の
「移転か…まァ甘味処が近くにあると客が取られるとか問題ありそうですしね」
坂田「看板娘は結構良かったんだけどな」
「へェ〜？」
「看板娘ならウチにだっているよ」
坂田「岩盤娘だろ、それは」
此処から隣町というと屯所から少し遠くなるので車を使った見回りの時に訪れよう。
相変わらず私の頼んだ団子ばかり食べる旦那にそろそろ腹パンでもして全部吐き出させようとした時「あれ、銀さんじゃん」と始めて聞く声が。
声がした方を見るとサングラスを掛けた男の人がこちらに手を振っていた。交友関係広さを感じつつ、バッチリ目が合ったその人に会釈する。
長谷川「銀さんの知り合い？…あっ、もしかしてコレとか？」
「違います。強いて言うなら付きまとわれてて困ってるんです」
長谷川「えっ！銀さんが！？」
坂田「オイでまかせ言ってんじゃねーぞ」
この人も小指を立ててコレとか言ってくる辺り、皆この手の話題に飢えているのだろうか。私がその立場なら煽りまくるが実際自分がされる立場となると話は変わってくる。
「最近なんかプライベートで偶然装って現れて、正直怖いっていうか…ほら、今日もそんな感じで…」
長谷川「まさかあの銀さんが…君美人だからなァ…警察に言った方がいんじゃないかな？」
坂田「いやこいつが警察」
面白半分で言った言葉をここまで信じてくれるとは。知り合いなのだから少しは信じてあげればいいのにと旦那に同情するも、彼の信頼度なんてそんなものなんだろう。
「でもそういうのって、逆恨みとかされないか心配で…マネージャーにも言えてなくて…」
坂田「マネージャーって誰。何アイドル気取ってんの」
目を伏せ声のトーンを下げて言えば、旦那に叱責し出すサングラスの人。肝心の旦那は団子を咀嚼しながら青筋を立てていた。
長谷川「見損なったよ銀さん！！」
「もっとバシッと言ってやってー人の団子盗んでないで金払えプー太郎って言ってやってー」
長谷川「人の団子盗んでないで金払えプー太、ろ…」
「…あれ？なに、どうして落ち込んでるんですか？」
坂田「プー太郎じゃねーし！！なっげェんだよ！！いつまで続けるつもりだこのクソ茶番！！」
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クローバー - タイトルの第が大になっていますよ (2022年10月23日 19時) (
レス) @page25 id: f7867713b9 (このIDを非表示/違反報告)
柊ひな(プロフ) - ミクさん» 洒落にならない数々のミス申し訳ありません。一通り目を通し修正してきました。ココがまだおかしい、という箇所がありましたらお手数ですがまた教えて頂けると幸いです。すみません。 (2021年8月5日 20時) (レス) id: d757d08cdf (このIDを非表示/違反報告)
ミク - 時々、坂田「銀さんたぶらかして」みたいな感じになって最初の「の前の名前が違っていることがあります (2021年8月5日 13時) (レス) id: c0f1b840e0 (このIDを非表示/違反報告)
柊ひな(プロフ) - MEIさん» ありがとうございます！テスト、なんとか終わりました！！テストお疲れ様です！2週間以上も前ですけど(笑) (2019年6月7日 7時) (レス) id: bb6b3491df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柊ひな | 作成日時：2019年5月12日 12時
