第百二十三訓 メガネのMはドMのM ページ29
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神楽「隊長ォ！ここにあった筈のチョコレートがありません！！ハッ、まさか奴らがっ…！！」
「自分の口の周りをよく見てみなさい、そこに悪の組織はいます」
神楽「……ハッ、まさか奴らがっ…！！」
「それさっき聞いた」
珍しい事はあるもので、神楽ちゃんが料理を教えてくれと私に頼み込んで来た。
どうやらテレビのお菓子作り番組を観て強く影響を受けたのだそう。今日は非番だったこともあり材料を買って万事屋に来たのだが、まぁ材料がなくなるわ、なくなるわで作業が一向に進まない。
「あのね神楽ちゃん。このやり取り何回繰り返してると思ってんの」
神楽「ハッ！三回であります、隊長！」
「五回目ですよ神楽二等兵。いくら優しい私でもね、そろそろ怒りますよ神楽二等兵」
神楽「ハッ！お言葉ですが隊長、私の階級は一等兵であります！！」
「つまみ食い五回も繰り返す奴は降格だわ」
と、この調子で全く先に進まない。
真面目にやる気がないことは十分に分かったので、今回は私が作るからお菓子作りはまた今度やろうと伝えると、あからさまに落ち込み「二等兵で良いから教えてヨ〜！！」と愚図り出してしまった。
溜め息を零しながら対応に困っていると、ガラガラと玄関のドアを開ける音が聞こえて来た。恐らく旦那と新八くん。神楽ちゃんのつまみ食いの所為でなくなった材料の買い出しから帰って来たのだろう。
「おかえりなさ…い？」
猿飛「キィッ〜〜！！貴方ね！？銀さんに媚び売ってるっていう女は！！」
「えっと、どちら様でしょう？」
てっきり入って来たのは旦那と新八くんだと思っていたら全くの別人がドシドシ入って来た。美人だけれども私を見るなりいきなり怒鳴りつけてくるものだから流石に戸惑う。
その後ろから、のそのそと私が始めに来ると思っていた２人に目で誰？と訴えると、「熱い視線送ってんじゃないわよ！！」とまた怒鳴られた。
「よく分かりませんけど、何かごめんなさい」
坂田「あーいいから、ほっとけほっとけ」
「いやでも視線が物凄く痛いんですけど。私のこと目だけで殺そうとしてくるんですけど」
神楽「銀ちゃんのストーカーネ。ほっとけば害はないアル」
女性から男性へのストーカー…珍しい気がするし、モテない旦那には有難い話だと思うが、その本人はとても嫌そうな顔をしている。
万事屋の三人は扱いに慣れてる様子なのでかなり前からストーキングされていたのだろうか。
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クローバー - タイトルの第が大になっていますよ (2022年10月23日 19時) (
レス) @page25 id: f7867713b9 (このIDを非表示/違反報告)
柊ひな(プロフ) - ミクさん» 洒落にならない数々のミス申し訳ありません。一通り目を通し修正してきました。ココがまだおかしい、という箇所がありましたらお手数ですがまた教えて頂けると幸いです。すみません。 (2021年8月5日 20時) (レス) id: d757d08cdf (このIDを非表示/違反報告)
ミク - 時々、坂田「銀さんたぶらかして」みたいな感じになって最初の「の前の名前が違っていることがあります (2021年8月5日 13時) (レス) id: c0f1b840e0 (このIDを非表示/違反報告)
柊ひな(プロフ) - MEIさん» ありがとうございます！テスト、なんとか終わりました！！テストお疲れ様です！2週間以上も前ですけど(笑) (2019年6月7日 7時) (レス) id: bb6b3491df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柊ひな | 作成日時：2019年5月12日 12時
