【黒子のバスケ】キセキの光はすぐそこに④【赤司征十郎】 (ページ9)

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図書室ページ9

その日は入学式もあったので授業らしいことはせずに自由時間となった

赤｢Aまだ怒っているのか？｣

A『だって学級委員とかめんどくさいじゃん』

赤｢Aのサポートは僕がするからそれではダメか？｣

そう言って赤司はAを見つめた

A『征ちゃんはずるいね、そんな顔されたら私断れなくなるよ笑』

赤｢ありがとう。A今は自由時間らしいから図書室に行かないか？｣

A『図書室？いいけど』

そう言って2人は教室を後にした

ｶﾞﾗｶﾞﾗ

A『うわ、さすが超進学校。本がいっぱいだね』

異常なほどの本の多さにAは少しだけ驚きの表情を見せた

赤｢Aこっち｣

そう言って赤司はAを本棚で囲まれている場所に手招きした

ｷﾞｭｯ

A『ん？征ちゃんどうしたの？』

赤｢当たり前にAがいることがまだ信じられなくて｣

そう言って赤司はAを抱きしめた

A『そっかそっか』

Aは自分より少し背の高い赤司の頭を優しく撫でた

赤｢A、僕は君が好きだ。A僕と付き合ってはくれないか？もう君を失うのは辛い。隣で守らせてはくれないか？｣

A『征ちゃん...うん。いいよ、私も征ちゃん大好きだから』

Aは少しだけ間を空けて返事をした

赤｢良かった。戻ってきてくれてありがとうA｣

そう言って赤司はAに優しくキスをした

A『ここ学校...』

Aは少しだけ頬を染めて赤司を軽く睨んだ

赤司は余裕の笑みを浮かべAの頭を撫でた

A『(あと3年だけは征ちゃんを好きでいさせて)』