【黒子のバスケ】キセキの光はすぐそこに④【赤司征十郎】 (ページ29)

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分析ページ29

みなWCに向けて日々の練習に取り組む中でA自身も他チームの分析を行っていた

A『それにしてもいくら特別だからって1回戦目で桐皇VS誠凛ってどーゆーことなのかね』

桐皇と誠凛はIH予選の決勝リーグで当たり、誠凛は桐皇にダブルスコアに近いほどの点差で負けていた

A『よりによって大ちゃんとこかぁ。桐皇にはさっちゃんもいるし、、、』

Aはシャーペンをくるくる回しながら溜息をついた

赤｢A溜息なんかついてどうしたんだ？｣

いつの間にか練習を終えた赤司が肩からかけたタオルで汗を拭きながらAに話しかけた

A『あ、征ちゃんお疲れ様。はい』

そう言ってAは赤司にスポドリを手渡した

赤｢ありがとう。それにしてもAの分析は凄いね｣

A『そうかな？笑あー、それより桐皇と誠凛が初っ端で当たることが心配かなあ』

赤｢大輝とテツヤか。確かに桐皇と誠凛はIH予選で当たっている。それにチーム同士の相性が悪いからね｣

そう言いながら赤司はAから貰ったスポドリを飲んだ

A『楽しみだね。(てっちゃん...大丈夫だといいんだけれど)』

Aは声には出さず黒子のことを考えていた