【黒子のバスケ】キセキの光はすぐそこに④【赤司征十郎】 (ページ25)

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初めてページ25

Aの髪を乾かし終わると赤司はAに質問を投げかけた

赤｢Aみんなに会ってきたんだろ？｣

A『うん。みんな元気そうだったよ笑WCが楽しみだなぁ～』

Aがそう言うと赤司はAを引き寄せ抱きしめた

A『どうしたの？』

そう言って赤司の背中に手を回した

赤｢本当はあいつらに会わせるのは嫌だったんだ。Aがもし僕の側からいなくなってしまうと思うと堪らないんだ｣

A『そんなこと心配してたの？』

赤｢それにAの初恋は僕ではなくもう1人の僕だろ？｣

赤司はめずらしく不安そうな表情を見せた

A『たしかに私の初恋は征くんだった。でも征ちゃんも好き。私はあなたそのものが好きなのよ。だから心配しないで？』

そう言ってAは赤司に触れるだけのキスをした

赤｢A...｣

そう言うと赤司はAに深く口付けた

A『んっ』

初めてのせいかAは目を潤ませて涙を溜めていた

赤｢Aすまない。泣かせたかった訳では無いんだ。｣

そう言ってAの涙を掬った

A『いいよ。征ちゃんにならあげる』

Aの予想外な答えに赤司は少しだけ驚いた表情を見せたがAを優しくベッドへと押し倒した

赤｢A僕は君が好きだ。1番に君を守りたい｣

A『私も好きだよ。だからそんな悲しそうな顔しないで？』

そうして2人は1つになり、初めての夜は甘くも少しだけ切ないものとなった