【黒子のバスケ】キセキの光はすぐそこに④【赤司征十郎】 (ページ17)

今日:9 hit、昨日:6 hit、合計:114,556 hit

救いますページ17

2人になったAと黒子は体育館を出てベンチに座った

A『それにしてもほんとに久しぶりだね。』

黒｢はい。Aさんが突然いなくなってしまった時はみんなとても悲しそうでした。もう他の人には会ったんですか？｣

黒子の問にAは頷いた

A『征ちゃんと大ちゃん、さっちゃんには会ったよ』

黒｢やっぱり赤司くんと同じ高校に行ったんですね｣

A『うん、私がいてあげないとね笑』

そう言ってAは困ったように微笑んだ

黒｢Aさん、みんなはあなたが消えてしまった頃から変わってしまいました｣

A『さっちゃんから聞いたよ。だから私てっちゃんに会った時嬉しかった』

黒｢うれしい？どうしてですか？｣

A『てっちゃんにはまだ変わらないものがあると思う。1年半前に私が書いたこと覚えててくれたんでしょ？私みんなが変わってしまうことは予想していたのに1番大事な時になにもできなかった。ごめんね』

黒｢Aさん、僕は彼らのバスケが正しいとは思いません。僕は彼らを救いたい。そしてもし、Aさんが救ってほしいと願うなら僕はあなたも救いたい｣

黒子は真剣にAの瞳を見つめた

A『てっちゃん...どうして』

黒｢僕がバスケを続けているのはAさんのおかげでもあるんです。僕はあなたに救われました。次は僕がみんなを救います。｣

A『うん。ありがとう笑次会うとしたらWCだね。でもいくらてっちゃんでも気は抜かないよ？笑私のチームは強いからね？笑お互い全力でやろうね！てっちゃんならきっと彼らを救える。』

そう言ってAは立ち上がり黒子に微笑み手を振ってその場を後にした

黒｢(必ず救います。)｣