【黒子のバスケ】キセキの光はすぐそこに④【赤司征十郎】 (ページ15)

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サボり魔ページ15

しばらく2人で歩くと桐皇学園に着いた

桃｢多分青峰くんは屋上で寝てると思う...｣

A『ね、ちょっと驚かしてみよーよ笑』

そう言うとAは人差し指を自分の口に当てパチッとウインクをした

ﾊﾞﾀﾝ

桃井とAが屋上に行くと案の定青峰が昼寝をしていた

桃｢青峰くん！まーた練習さぼって！｣

青｢あぁ？うっせーよさつき｣

A『あらあら～随分余裕ですね？サボり魔さん？笑』

そう言ってAは下から青峰に話しかけた

青｢は？！A？！おまっ、なんでここに！？｣

Aの声に反応して青峰は凄い勢いで飛び起きた

A『やっほ大ちゃん久しぶりだね～』

そう言ってAは青峰に手を振った

青｢お前いつ帰ってきたんだよ！｣

A『そんなことより大ちゃんサボりとは上等じゃないの笑』

青｢あぁ？いいんだよ練習したら強くなっちまうんだからよ｣

そう言って青峰は気怠げに答えた

A『はぁ？なに流暢なこと言ってんの。大ちゃん中学の時私にぼろ負けしたじゃん。』

青｢うっ...もういいよあん時のことは｣

Aは青峰の隣に座り真剣に話し始めた

A『大ちゃん救ってあげられなくてごめんね。1番悩んでる時に話聞いてあげられなくてごめんね』

青｢なっ、なんでお前が謝んだよ。もういいんだよ｣

A『でもさどんなに強くて才能ある大ちゃんでも...そのうちてっちゃん達に負けるよ？』

Aは真剣に青峰に伝えた

青｢Aふざけたこと言ってんじゃねーよ。俺に勝てるのは俺だけだ｣

A『今はいいよ。でも大事なものを手放しちゃったんだよ。1人では戦えないの今にわかるから。じゃ！そーゆーことで！WCで会おうね！あ、てっちゃん達だけじゃなくてうちも強いからね？笑』

青｢あ！おいA！って行くのはぇーよ｣

そう言って青峰は真っ青な空を見つめた