メカクシ団が能力を使ってバトルをするようです

22:世界 ページ42

クロ「お前、さっきから随分と女王のこと気にしてたみたいだが……あいつに世界を巻き戻す力はねぇよ」
A「…は?」
クロ「Happy Endのルートはここだけ。また何かあって世界が巻き戻ったら、このルートは消えてしまう。……とか、そんなこと考えてたんだろ」
A「たし、かにそうだけど……」
クロ「アイツらから聞いてないのか?この前の8/15。女王が世界を巻き戻さないことを誓って、“メカクシ団”の連中で女王の力の大部分を消したんだよ。……俺の力も“消えない程度”に押さえつけてな」
A「そんなこと……」
クロ「まあ、このバトルが終わればたっぷり時間をかけてお前をじわじわと殺してやるよ。あの時お前に騙されたお返しとしてな」





さっき交わした会話の断片

じゃあセトが死んだときに投げかけた、あの慰めは無意味だった。

これも、能力がだんだん薄れている証拠なのだろうか。





仲間が消えていっても、自分は生き残ろうと頑張る彼女たち。

大人には勝てないと解っていても、そんな論理を押さえつけて、ギリギリのラインで戦う彼ら。


皆、仲間のために必死に生きている。


私はもう諦めかけていたけれど、



信じて、戦って、勝てばいいんだよね。





君は、







私が死ぬことと、私が勝つこと







どっちを望むの?


mekakushi:5

hakui:3









“私●、Aが●し●●●●●る●とを祈っ●る

だ●ら、●●て”

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