【ぬら孫】最強の妖姫は総大将と知り合いだそうで。 (ページ12)

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第6話少女、自己紹介をするページ12

つらら｢リクオ様っ!!お昼ご飯に誘われちゃいましたけどどーするんですか!!?(こそっ)｣

リクオ｢どーするって言われても…なんか断りずらいし…(こそっ)｣

つらら｢でもあの女、何者かも分かっていませんよ!?もし悪いやつだったら…っ!?(こそっ)｣

リクオ｢うーん…でも悪いような感じはしないからなぁ…(こそっ)｣

凛桜｢そー思ってもらえて嬉しい限りだ孫よ｣

リクオ｢………ッわ!!!??｣

つらら｢！！？｣

ひょこりとリクオの前に顔を近づけると驚くリクオ。

凛桜｢クククッ…やはりいい反応をするのぅ孫は…くくっ｣

つらら｢きゅっ…急に驚かさないで下さい！！！とゆーか、さっきから孫孫って…リクオ様か若様って呼びなさいよ！！！｣

リクオ｢ちょっ…つらら｣

そうキッと俺を睨みつける雪女。

なんだ？

俺を本家の妖怪だと思ってるのか？

凛桜｢孫に孫って言って何が悪いんだ？｣

つらら｢！あなたねぇ…((凛桜｢それに｣！｣

凛桜｢俺は本家の妖怪ではないぞ？｣

つらら｢えっ！！？｣

リクオ｢！！？｣

さっきから何故そんなに驚く？

凛桜｢昨日言ったろ？お前さんを見物しに来たと｣

そうにこりと微笑むと顔を赤らめるリクオと更に怖い顔になるつらら。

凛桜｢ただ俺はアイツの孫であるお前さんが一体どんな風にこの学校生活とやらをしているのか気になっただけだ｣

俺はそう言ったあとゆっくりと周りを見渡す。

子どもたち同士で仲睦まじく語り合い学び合い共存する場所。

そこで生活している奴良組の妖怪たち。

凛桜｢へぇ、これが“がくせいせいかつ”と言うやつかい｣

……人間と妖の共存、か。

孫本人に自覚はないようだがやはりお前に似ているなぬらりひょん。

リクオ｢…貴方はいったい…｣

凛桜｢妖怪じゃ｣

リクオ｢そーゆー事じゃないです！！？｣

凛桜｢くくっ…“ 奴良凛桜 ”。さっき自己紹介したではないか｣

つらら｢ッ!!!!!???｣

リクオ｢いや…だから…｣

凛桜｢くくっ…まぁ、そんなことは良いじゃねぇか………そのうち教えてやるよリクオ(微笑)｣

リクオ｢ッ///｣

とりあえず昼にしようと声をかけると納得していないリクオだったがしぶしぶ了承してくれ、俺たちは移動することにした。

また赤くなっていたのは謎だったがクソガキと似ているからこれまた面白い…ククッ